【黒バス】花宮兄妹の復讐大作戦4。【裏切り】

にひっ、183話だってさ。それくらい分かるよね？ ページ33

なにがしたいんだろう私は。よく考えたら2回目じゃないかな屋上から飛び降りるの。


人間て混乱すると全てを放棄したくなるって聞いたことあるけど...


そのまんま。
もう生きることだってどうでも良いや。


花宮「Aー？話終わったかー？」


A「えっあっちょ兄ちゃん！？
わわわっ！！」


花宮「うわ！？えちょA！！！」


加賀野「....」


体の角度が180度ちょっきりになる寸前、見えた加賀野の表情は。


哀しさと嘲笑が入り混じった哀しい笑い方をしていた。


そして体の角度が頭が下になった時。


兄の手が私の足を掴み、重力の関係による落下を妨げた。




「ふはっ...死なせねーよ...?」









A「...ありがと」


花宮「...お前もさー。驚いて落ちるとかやめろよなー...心臓止まる」


もうさっきの事態も落ち着き兄ちゃんと2人で話している。


A「あのさー、兄ちゃん
明日から、学校で私のこと知らんぷりして良いよ
本格的に性格悪い人間になって加賀野にちょっとずつ仕返しする」


花宮「...ふはっ、別に俺はそこまで良い人間ぶってねえよ
やるなら思いっきりやれ」


兄として言っていいのか、と少しひっかかったが。


A「...うん」

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