【ジョジョ5部】その血を流し続け (ページ18)

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16▲▽［寒い］ページ18

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「ここもそろそろ動かなきゃあな……」

と言って俺はまた叫び声を聞いた。

「すいません、しばらく、眠ってましたよね？私」
『みんなそうだぜ。とにかく……………』

俺は今気がついたことがある。それは、海が見えるからこそきょうふに包まれたのだ！

『ここは、孤島だ………！』

だれかに連れてこられたのか？それとも流されたのかよ？でも流されてこんなところ着くハズがないよな………………やっぱり、だれかに連れてこられたんだ！

『…………………』
「…………？」
『ンーだよジロジロ見やがって』

プロシュートがなんか俺のことを見てくる。んだよ気持ち悪いな。でもよく見たら胸を見てる………しまった。

「男、だよな………………」
『なんだよ変だなプロシュート～！俺は男だよ！いきなりどうしたんだよッ！』

もうダメか…………………

「Aさん…………」
『どうした？』

また怖がる春麗。

「あなたは……………」
『ん？俺か？？』

あなたは。
その発言で止まる春麗。あなたは………………言ったら悪いことでもあんのかよ？？

「米林 A………さん、あなたは…………………死にました」
『は、はぁ？？』

俺はしゃがんで春麗の肩をつかむ。

『死にましたってどういうことだよ？おかしいだろだって俺がここにいるんだからよォ……俺の残像でも見ちまったか？』
「…………」

春麗は空っぽになったように何も言わないし聞かない。

「A行こうぜ。きっとそういう年頃なんだよ」
『年頃ー？ま～た随分変わってんなあんた』