第10話 ベルモット ページ10
ベルモットside
私は任務で少ししくじった、そう、それだけだった。
しかし、背後に謎の人影が現れた
気づかなかった。本当に数秒だった。
ベル「っーーーーーー」
拳銃が頭につきつけられていた
？「安心してよ、別に殺すわけじゃない。ある提案をしに来た」
ベル「場所を変えましょ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ベル「助けてくれたのは感謝するわ、でもこんなところにまで呼んで、
どんな提案をしてくれるのかしら？そしてあなたは何者？」
雅楽「俺は雅楽。君に祝福を与えに来たんだよ」
ベル「どういうことかしら？」
雅楽「組織を抜ける気はない？」
ベル「どうして？」
雅楽「そうだねぇ、君はこのままじゃ不幸になる、死という永遠の眠りについてね」
拳銃を向けられた
ベル「あら、私を殺すわけじゃないって言ってなかったかしら？」
雅楽「うん、でも返答次第で変わる。人間そういうものだろ？」
ベル「そう、、ね」
雅楽「もう一度問う。組織を抜ける気はないか？」
ベル「それについてはこちらも返答次第よ。私に抜けてなんのメリットがあるのかしら？」
雅楽「そうだね、うん。強いて言うなら、君は今まで以上のものを手に入れるだろう。
今まで経験したことのないような、経験や仲間と出会えるよ。もちろん人生いいことばかりじゃない。
だからこそだよ。ベルモット。」
何を言っているのかも、考えているのかもよくわからなかった。
でも、この人にかけてみようかしら。
もしそれが本当なら、私は変われるかしら。
ベル「そう、、ね。わかったわ。組織を抜けるわ。でもそれは簡単じゃない。」
雅楽「そうだね。それについてはこちらもサポートをする。あと、抜けるのは今すぐじゃなくていいよ」
「君には、黒の組織にスパイとして行って、情報をこちらに提供してほしい」
ベル「わかったわ。」
雅楽「うん。交渉成立だね。今日からよろしくね。立花。それが君のコードネームだ。」
ベル「えぇ。」
雅楽「詳しいことは後日。」
そう言って、消えていった。
組織に戻っても、特になにもなかった
失敗したはずなのに、失敗してないことになっている
あの人がやってくれたらしい
出会えるかしら。祝福に感謝しなきゃね。
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作者名：桜華 | 作成日時：2023年5月18日 10時
