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第参章 被告人アリス＿＿感謝と頼み ページ24
「えーっと、それで僕、被告人になっちゃったんだけど…
ハートの女王様は知らない？僕のアリバイ」
「残念だけど知らないわ」
「だよね」
そりゃそうだ。
「事件当時あなたがどこに居たかは知らないけど…
すぐに教室からいなくなったから、家に帰ったんじゃないの？」
「すぐに帰った…」
だとしたらどうだろうか、もし誰かと一緒に帰ったなら、無実が立証されるかな。
下校中の生徒から目撃証言があれば…。
「思い出せないなら、聞いて回るしかないでしょうね」
「そうするよ…」
状況は未だ絶望的だが、とにかく行動するしかないようだ。
「ハートの女王様…ありがとう」
「どういたしまして」
あ、そうだ。
お願いしたいことがあったんだった…。
「あ、あとさ…、お、お願いが、あるんだけど………」
声が震えた。
「何？」
「あの………
もう一回肩トントンしてください！」
「嫌♡」
「ﾃﾞｽﾖﾈｰ」
松野チョロ松の夢は、儚くも散っていった。
第参章 被告人アリス＿＿おかしいこと→←第参章 被告人アリス＿＿僕の名前
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如月慧音花(プロフ) - ひぇ、ありがたいお言葉…！ありがとうございます、頑張ります…！ (2020年11月19日 15時) (
レス) id: e44a9745ad (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - ずっと待ってますよ！ (2020年11月12日 0時) (レス) id: 5aab78de35 (このIDを非表示/違反報告)
如月慧音花(プロフ) - 僥姫さん» 更新できてなくて本当に申し訳ないです。受験勉強がある上に今はこのお話を書くモチベーションが上がらなくて…。本当に申し訳ないとは思っているのですが、待っていただけると嬉しいです (2020年6月24日 17時) (レス) id: dbf5a4fb19 (このIDを非表示/違反報告)
僥姫 - 続きは何処に？ (2020年6月24日 12時) (レス) id: b3f17b46d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月慧音花 | 作成日時：2019年12月1日 17時
