鬼滅の皆に愛されたい！【短編集】

★煉獄杏寿郎×真似してみた ページ4

※現パロです

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《俺は俺の責務を全うする！ここにいる者は、誰も死なせない！！》



『へへ〜…煉獄さん、かっこいいなぁ…。』


映画化だよ煉獄さん…。


こんな人が私の彼氏とか…
………はぁぁぁぁもう幸せすぎる…。





………。





…実は。






…ずっと真似してみたかったんだよね…！




ちょうど煉獄さんの羽織が置いてあるのをいいことに。(はいそこツッコまない)


羽織、一瞬借ります！すみません煉獄さん！！




『…よし！』


小さく深呼吸をする。



『……俺は俺の責務を全うする！！ここにいる者は！誰も死なせな…｢………。｣…い……。』





『！？』


｢………。｣


『…っれ、れれれれ煉獄さん！？』



…すっごい見られてる…！


やばいめっちゃ恥ずかしいんだけど…！




『い、いつからそこにいたんですか…！？』



｢…君が俺の事をかっこいいとか言ってくれていた辺りだな！｣



『…！！』



ほぼ最初からじゃないですか…！！！


『…うぁぁやだもうほんとにすみません…』



｢よもや！謝る必要などない！！｣


｢とても可愛らしかったぞ！！｣と彼は言ってくれるが、今の私にそれは逆効果。


見られていた恥ずかしさと、煉獄さんに可愛いって言われた恥ずかしさで凄く顔が熱い…。



『…うぅ…すみません…煉獄さん…。』



｢！？……な、何も泣くことはないだろう！｣



そう言って煉獄さんは私のことを抱きしめてくれる。



｢むしろ、俺の真似をしてくれていて嬉しい限りだ！！｣



…やっぱり、煉獄さんは優しいなぁ…。



『……ありがとうございます。』



『も、もう大丈夫です』そう言って煉獄さんから離れようとするも、逃がすまいとでも言うようにさらに強い力で抱きしめられる。



『…れ、煉獄さん…？』



｢…すまない、今君の顔を見てしまうと、俺の理性が持ちそうにない…。｣



『…そ、れは…どういう…』



｢……だから頼む。…もう少しこのままでいたい。｣




『…は、はい…。』



ちらっと見えた煉獄さんの顔が赤くなっていたことに、私はさらに顔を熱くする。


『(…はぁ…やっぱり好きすぎる…。)』


｢(……涙目に真っ赤な顔で、その上に上目遣いなどされたら…男として我慢出来るはずがないだろう…。)｣




『｢(………どうしたものか……。)｣』

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