50. ページ50
「頼むから無茶なことをしないでくれ」
桐絵が飛び込んできてから少ししてレイジさんと京介くんが来た
無茶した自覚があるから、返答はせず笑う
ため息を1つつかれた
呆れたかな
「──「守らせて」って…言ったじゃない
あたしたちじゃ役不足?それともあたしたちは元からそこまでの関係じゃなかったわけ?」
桐絵が俯きがちで膝に置いてある両手を握りしめながらそう言った
なんかカップルが別れ話でもしてるみたい
「そんなわけない、わたしはじゅーぶん桐絵たちに助けてもらってるよ。だからその分返してるだけ」
「、じゃあもっと俺たちを頼ってくださいよ」
「頼ってるよ」
京介くんが悲しそうな表情を見せた
うわこれ私罪重い
悲しませるつもりはなかったんだよお
「はいはい、暗いのおしまいっ!
わたしが寝てる間のこと教えてよ。発展したことあった?」
「…。……いや、特にはないな。修もまだ目を覚ましていない」
「そんなに重症なの!?」
っていうか修くんて、三雲クンであってるよね?
名前ちゃんと聞いておくべきだったか
「そりゃあお腹とか脚とか刺されてるもの」
「うわぁ〜」
悔しい
私が近くにいたというのに無傷で終わらせることが出来なかった
「病院は?ここ?」
「同じ階ですよ。少し離れてますけど」
「じゃあ会いに行こっかなー。…って、、冗談だってば」
暇だし謝りたいし、会いに行こうかなと言ってみれば、ピク と3人の表情が黒くなった
私が病気を患っているということを知人でも、誰かに知られるのが嫌うのだ
みんな私と秘密作るの好きすぎ♡
「でも様子見たいなー」
桐絵たち玉狛のメンバーには昔からお世話になってるから三雲クンは私の後輩みたいなものだ(違う)
あとふつーに心配
「元気そうでしたよ、あいつ」
「目覚めてないのに言うかそれ
それにご家族の方に挨拶したいし、」
「電話でいいんじゃないか」
「…あーそういえばー、しばらく顔出せないって伝えないとなー」
「それならあたしが言っとくわ」
思わず大きく長いため息
「止めるの必死か」
239人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ツバサ(プロフ) - 沙羅さん» うわあ、私承認欲求の塊人間なんで、コメントすごく嬉しいです!!この連休中に死ぬ気で書きます!!待っててください!頑張ります!! (2022年9月24日 18時) (レス) id: 1052176700 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 夢主ちゃんの病気とはなんなんだぁ!!??!?幸せになってくれぇ!!??!更新待ってます。応援してます! (2022年9月23日 21時) (レス) id: f64d60a5d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ツバサ | 作成日時:2022年9月5日 2時