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43. ページ43

きょーすけくんは背中に、魚をワープ伝いに当てられ顔を歪ませながら緊急脱出

あれは私でも避けられるか分からない



「陽介くん、ここ頼むね

─わたし行ってくる」


「無茶しないでくださいよ!オレもすぐ行くんで!」



「了解っ!」と言って、月兎で地面を蹴った

きょーすけくんがあんなに悔しそうに戻って行ったんだ。私も少しでも足止めしなければならない


歩きで15分かかるところを5分もしないで、行けたんだ
あのときより距離はずっと短いんだから、1分で…いや1分もかかることは私が許さない!



「追いついた…っ!」


「お前は…」


「ここから先は通らせないから」



アステロイドを片手に携えながら言うと、「ほう」と興味があるような目で見られる

うへえ、こっち見ないでよ


敵の周りにいる魚をアステロイドで撃ち落としながら、体に当たらないように進んでいく

回し蹴りをしてみるが、避けられた

瓦礫がダメだったら、物理もダメってわけね

相性抜群だね


バイパーで複雑な線を描きながら、情報量を多くする

こうすることで、必ず隙が生まれるのだ

敵本体に当てると見せかけて、周りの邪魔なものを消していくと、僅かに体が入るぐらいの隙間が出来たため、捩りながら近づく

地面に手をついて前に回り、そのまま片脚を相手に振り下ろすと当たった感覚がした


攻撃を続けるつもりだったが、嫌な予感

咄嗟に後ろに避けると、魚やらハチやらが真上から地面に突撃しているのを見た

あと3秒遅れてたら、アウトだったね…!


今度は私の後ろを凝視する

えなに?霊的なあれ??



「標的を確認した。処理を開始する」



振り向いたら、孤月を持っている三輪くん

おお!非常に助かる〜



「み……三輪先輩!」



あれまだいたの、キミ

三雲クンが三輪くんに声をかけた

どうやら同じ隊のC級の子がキューブになったようで、敵を食い止めるからその子を助けてほしいと訴えた

私もいたのに…。三輪くん頼りになるからしょうがないけど


すると三輪くんは三雲くんのお腹を蹴りあげた

他人に縋るなと一言



「……なんだ?おまえはあいつの仲間じゃないのか」


「いま喧嘩中?みたいなもんかな」



私が勝手に返すと三輪くんに睨まれた

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ツバサ(プロフ) - 沙羅さん» うわあ、私承認欲求の塊人間なんで、コメントすごく嬉しいです!!この連休中に死ぬ気で書きます!!待っててください!頑張ります!! (2022年9月24日 18時) (レス) id: 1052176700 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 夢主ちゃんの病気とはなんなんだぁ!!??!?幸せになってくれぇ!!??!更新待ってます。応援してます! (2022年9月23日 21時) (レス) id: f64d60a5d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ツバサ | 作成日時:2022年9月5日 2時

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