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「みんなごめんね、、わたしの見苦しいとこ見せちゃったし、迅さん少し不安定みたいだから今日はお暇させてもらう」


いつまでもこんなところにいたら、元S級隊員の迅さんの面子が丸潰れだ

だからここから早く撤収することが、この場を収めるための最善策なはずだ



「迅さん、行こう」



さすがに声はかけられないのか、またはかけることが出来ないのか

1番近くにいた影浦くんも、テーブルにいるみんなもなにも言わなかった


誰にも見られないように早歩きで私の部屋まで歩き、直ぐに入る


がば と迅さんは抱きついてきた



「ツバサ……っ、違うんだ、おれはっ、心配でっ」


「分かってる。分かってるよ」



苦しいぐらいに抱きしめてくる迅さんの背中をさする



「でもごめん、ちょっとさすがに横になりたいかも…っ」



体はどうやら限界のようで、なかなか力が入ってくれない

それが分かってか、迅さんは私を横抱きし、ベットにゆっくりと優しく降ろした


はあ と息をする

それから迅さんの顔を見ると、今にも泣きそうな表情



「無理ばっかりするから、分からせようとしたんだ」


「うん、分かってる。心配でしてくれたんだよね」



迅さんは私の性格を理解している。だから他の人たちに知られるのが嫌な体調面を注目させたんだ



「──ツバサがすきなんだ」



本来は甘い言葉なはずなのをまた顔を歪めて、苦しそうに言う迅さんが見ていられない



「あのままだったら、おれとの約束の前にどっかに行ってしまいそうだったから」


「うん」


「最低なことをしたのは分かってる

だけどそれほどすきなんだ」


「うん」



迅さんの手が私の頬に触れる

するり と撫でる迅さん



「ずっとツバサのことがすきだった」


「…うん」


「今も」


「でも迅さんはわたしの事情、知ってるでしょ?」



私がそう言うと「あぁ」と相槌を打って、ベットに顔を埋めた

その頭を優しく撫でる


「なんでおれじゃないんだ」とくぐもった声で呟く



「おれがツバサの病気を肩代わりしてやりたい」



私が迅さんをこんなに追い詰めたんだ

そう考えたら胸が苦しくなった

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ツバサ(プロフ) - 沙羅さん» うわあ、私承認欲求の塊人間なんで、コメントすごく嬉しいです!!この連休中に死ぬ気で書きます!!待っててください!頑張ります!! (2022年9月24日 18時) (レス) id: 1052176700 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 夢主ちゃんの病気とはなんなんだぁ!!??!?幸せになってくれぇ!!??!更新待ってます。応援してます! (2022年9月23日 21時) (レス) id: f64d60a5d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ツバサ | 作成日時:2022年9月5日 2時

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