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「嵐山さーんっ!わたし頑張りましたよ!」
「見てたよ。壇上で話してるときも、歩いてるときもひとつひとつの所作が綺麗だった」
「うんうんっ」と頷いて、あとは?というキラキラしているであろう目で嵐山さんを見つめる
「きっとあの役目はツバサじゃないと出来なかったと思うよ。大勢の前で話すことはそれほど難しいんだ
だから俺はツバサのことを尊敬するし、誇りに思うよ。…それと…いつも通りかわいかったぞ」
いたずらっぽく笑う嵐山
やべえ、あとちょっとで叫びながら走り出すところだった。よく我慢した
「えへ〜うれしい。嵐山さんは頑張れそ?」
「あぁ、すごく頑張れそうだ」
訓練生が正隊員になるための訓練をする説明に忙しい嵐山さんを私が捕まえていていいのかって思った人いるでしょ
でも大丈夫なんですよね。ちゃんと暇そうなときに声かけてるから!
なんでも小型化したバムスターといきなり戦わせているみたいだ
「わたしこれやってないからなー」
「そうか、その頃はまだこんな技術なかったもんな」
「そーなの」
そう私が入隊したときは仮想戦闘モードなんてなかったため、こういった訓練には触れていないのだ
やってみたいなー
ある部屋がザワついた
不思議に思って嵐山さんを見ると、嵐山さんも不思議そうに私を見ていた
1日に2回も運命を感じてしまうなんてね
その部屋の周りにいた人たちに聞いたら、どうやら最短記録を更新した人がいるらしい
どんな子だろうと思い、部屋の中を見ると白い髪の小柄な男の子
すると白い子が部屋から出てくる
「いやいやいや、そんなわけないだろ。まぐれだ!計測機器の故障だ!もう1回やり直せ!」
とさらに知らない男の子がそう言った
「ふむ。もう1回?いいよ」
と白の子をが言ってもう1度測ると記録は0.4
早くね?
「ちぢんでる!!?」
どうやらまた記録を更新したらしい
「えーーーやってみたぁい」
「じゃあやるか?」
つい自分の気持ちを零してしまうと、隣にいた嵐山さんが提案してくれる
「いいの?」と聞けば、私がやるとデータが集まるしやって欲しいそうだ
ならやるしかないよねえへ
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ツバサ(プロフ) - 沙羅さん» うわあ、私承認欲求の塊人間なんで、コメントすごく嬉しいです!!この連休中に死ぬ気で書きます!!待っててください!頑張ります!! (2022年9月24日 18時) (レス) id: 1052176700 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 夢主ちゃんの病気とはなんなんだぁ!!??!?幸せになってくれぇ!!??!更新待ってます。応援してます! (2022年9月23日 21時) (レス) id: f64d60a5d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ツバサ | 作成日時:2022年9月5日 2時