21☆kosuke ページ22
久しぶりに俺と奨と瑠姫の3人で宅飲みをしていた
俺らの中で話題になってるあの写真
『怖っ、、誰こいつ』
「コウスケじゃん(笑)」
ちょっとオラついてる奨と厳つい俺
そう思うと丸くなったな、、俺ら
「蓮くんに電話しよーっと」
『そんな毎回出る？』
「絶対出るから！見ときな？？あ、しばらく静かにしててね」
そう言って自信満々に電話をかけた瑠姫
「お疲れ様でーす！」
テンション高っ
「コウスケたちと呑んでました！」
てか、蓮ふつーに電話出るじゃん
ちょっと代わってくれんかな
「そうだ蓮くん、どのくらい韓国滞在するか決まったんですか？」
スマホ貸してって手を出したけど
「せめて半年くらいにしてくださいよ！俺寂しくなってきました」
サイレントで待てって言われた
「そうかー俺は純喜かぁ、、そういえば純喜が、、」
急に止まるマシンガントーク
なんだよ、代われるなら代われよ！
俺も蓮と話したい！！
「そんなことですか(笑)いいですよ
俺一人で喋ってるんで」
おいおい、俺らもいるんだけど？？
何話してるかメッチャ気になるんですけど？！
でもマジで代わってくれないし、スピーカーにもしてくれないから
仕方なく美顔ローラー片手に瑠姫の長ーい話を聞く
そしたら突然
机の上にスマホを置いてスピーカーにし出した
「(しーっ！)」
聞こえてきたのは紛れもなく蓮の声で
「今ね、女子グループの振りをつけてるんよ。」
・・・
「その中の女の子がメッチャクチャ細いんよ、、それで今日倒れちゃってさ」
・・・
「介抱したんだけど、、その子は僕を利用したいだけやったんかな。"なんでもします"とか言われて困った」
蓮からそういう話が出てくるなんて意外だった
「ちょっとショックやった、、」
そうだろうな。蓮は純粋に頑張る人が好きだし
そんな時
瑠姫は突っ込んだことを聞き出した
「え、じゃあ名前は？」
「Aさん」
ごほっ？！
水を飲んでた奨がむせた
Aと奨が付き合った報告された時の俺じゃん
あの時はホントにびっくりしたわ
まさかね？そうなるとは思っとらんし
今は良いカップルだけど
蓮が寝ちゃって瑠姫が電話を切ったあと
ふと思った
『蓮がいるなら、韓国行ってみるか』
「は？」
「待ってたよその言葉」
「はっしぇ？！」
まぁみんなの予定が合えばの話だけど
こういう時の俺ら行動力ヤバいから
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作者名：はむぅ | 作成日時：2021年9月30日 20時
