悪行二十五回目 ‐kn side‐ ページ25
ぱちりと目が覚めた。
いやぁ、あの後寝ちゃってたのか。
そう思いながら周りを確認すれば、そこは自分の部屋だった。
誰かが運んでくれたのだろうか。いや、運んでくれたのだろう。有り難い
コ「ふぁぁ………いっ……」
がんがんする頭を抑え、時計を見れば、時間は
5時。いつもならぐーすかと寝ている時間だろう。
てか起こされても起きない俺がこんな時間に起きるとか珍しい、
服を着替えながら、予定を頭で確認する。
今日は……
コ「戦争やんけ」
ついにきた
久しぶりとはいえない、しかし斬新すぎる。
女を守りながら。それにその女は戦っている。いや、やばいって
…今回は余裕だと推測している。
敵が弱いのもあるが、女………Aは強い。
適正調査…。遊んでなくても、負けていただろうな、程度には強い
コ「さて！」
そんな風に予定も確認し終わり、部屋を出る。
特にすることがないが暇なので歩くことにした。
外は朝なのと、冬なのとがあって、寒い。
コ「あ、トントン」
トントンが隣の誰かと笑って話している。
戦争となればよくみる光景だ。
まぁ相手はグルッペン兄さんといったところか？
そう考えながら見える位置まで移動した。
ト「で、そこからこっちに入ってくれればええで」
絶句
そこにいたのはAだった。
別に変な事ではないし、俺だって嫌っているわけじゃないから
どうってことないんだけど
なんだろう。日常的なものが違くなるのかと思えば少し怖さもある
今までの生活は比較的効率よく動けて、故にそれを壊されたら困る
…そう考えていても仕方ないので、踵を返した
ーーー
コ「ごちそうさま」
ゾ「なんやシッマ、どうしたん？今日戦争やっちゅうのに元気ないな」
コ「そうか？まぁ今回余裕そうやからな〜」
朝ごはんを食べ、お皿を片づける
ト「せやけど、毎回戦争一日目はゾムの食害以上に食べるレベルやんけ」
コ「いやぁ、ちょっと」
じゃ、っとホールを出る。
かつかつ、と俺の靴の音が廊下に鳴り響く。
普段やったら絶対履かないブーツも、もはや慣れてきた。
少し赤黒く変色した靴は、今までの戦争の恐ろしさと高揚感を思い出させる。
そこで、前の柱に寄りかかっている人物に気が付いた
大「なんやシッマ。女か」
コ「なんでそうなんねん」
こいついっつも鋭くて嫌いやわ
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いちごミルク(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2019年1月2日 22時) (
レス) id: 74107eb362 (このIDを非表示/違反報告)
宇治抹茶らて(プロフ) - アイムさん» 指摘ありがとうございます！すみません直してきますね…！！！ありがとうございます！ (2017年12月29日 23時) (レス) id: a1adbe9dd6 (このIDを非表示/違反報告)
アイム(プロフ) - 追加 間違っていたらすいません (2017年12月29日 3時) (レス) id: c8dc90e8c0 (このIDを非表示/違反報告)
アイム(プロフ) - 初コメ失礼します。悪行九回目のゾムの最初のセリフの味方が見方になってますよー (2017年12月29日 3時) (レス) id: c8dc90e8c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：僕(抹茶らて) | 作成日時：2017年12月25日 22時
