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10.神々の ページ12

うらたぬきside


いや、いきなりのことで本当に驚いた

まさか坂田の妹が傘田さんだったなんて。

坂田がAちゃんに浦島坂田船のこと伝えたらすごく驚いてて失礼かもしれないけどちょっと面白いし、そういう反応してもらえるのは少し嬉しい

自己紹介するか

う「Aちゃん」

『…っはい』

う「俺は、高橋渉ことうらたぬきです。傘田さんは以前から存じ上げていました、初めて動画であなたの声を聴いたとき、本当に感動しました。言うのがちょっと恥ずかしいけど、気づいたら涙が出てました。それほどあなたには人を魅了する歌声を持ってる。だから、自分を卑下しすぎないで、自信を持ってほしい。俺は…Aちゃんの歌、すごく好きだよ」


本当に、もっと自信を持って、誇りに思ってほしい


『うらたぬきさん…、ありがとうございます…!!』

志「次俺ね!俺は、月崎志麻こと、まあそのままやけど志麻です!俺もうらたさんと同じくニコ動で傘田さんを見つけて、そこからどハマりして、自分で言うのもなんやけどもう立派なファンです!だから、もっとAちゃんの歌、聴きたい。そやから、もっと自分に自信持ってもいいと思うで?」

『志麻さん…も、ありがとうございます…っ!!』

坂「Aの周りには、いい人ばっかりやから、安心して?ほら、おいで」

『う、んっ…!ごめんね悠兄…っ』


坂「うん、こちらこそ、よしよし」

坂田が泣いてるAちゃんを抱きしめて優しく撫でる

こう見るとやっぱり、お兄ちゃんなんだなって思う


坂「…落ち着いて寝ちゃったみたい、ごめんな2人とも、ありがとうな」

志「おう!こちらこそ!」

う「とりあえず、椅子に寝かせとく?俺、上着貸すよ」

自分の着てた上着を脱いでAちゃんにかける

坂「うらさんありがと!」

そこから俺らはずっと喋ったりしてた。Aちゃんはずっと寝てて、満室にならなかったのか退出時間の19時になってもぐっすり眠っていたので、坂田がおんぶして帰っていた


俺は坂田の荷物を持って付き添いをしてる

まーしぃはゲーム実況放送の予約があるから先に帰った

坂「うらさん、遅くまで付き合ってくれてありがとうな、今日泊まっていかへん?」

う「え、そんなの迷惑じゃないか?」

坂「全然大丈夫やで!Aも喜ぶよ!」

う「じゃあお言葉に甘えて、今日は泊まらせてもらうわ。悪いな」

そう言って俺は坂田の家に泊まることになった。

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作者名:まるもち x他1人 | 作成日時:2018年4月8日 6時

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