月を恐れる狼と魔女２【ハリー・ポッター】 (ページ4)

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『それでは、ピーターに関することをご報告させて頂きます。＿あのネズミは逃げ足が本当に早くて、手足全てレダクトしたい気持ちになりました。』

自分で言って中々やばいことを言ったなと思った。なんか、シリウスがめちゃめちゃ頷いてるし

『この間、ハリーが忍びの地図というものを手に入れて、それを使えば簡単に捕まえられると思ったんだけど＿』

｢忍びの地図か!? さすが、ジェームズの子だな。｣

ちょっと話聞いてください。話が脱線しそうだって

『ハリーに少し貸してほしいと言っても、ガチめに断られたし、ハーマイオニーには馬鹿なことはやめなさいと怒られて、この作戦は失敗となりました…

だけど、そんな事で私は折れたりしないよ！この間あの鼠を手にしたんだけど、引っ掻かれるわ噛まれるわでぼろぼろになったから、もう禁じられた魔法でも使ってやろうと思います。』

｢A、それは君がアズカバン送りになってしまう。そうなれば、リーマスがこの先どうなってしまうかわかない＿忍びの地図か…なら、ハリーがピーターが生きていることに気づくかもしれないな｣

忍びの地図に詳しそうだけどどうしてだろう…

『忍びの地図について、どうしてそんなに知っているの？』

｢それは、私が製作者のひとりだからさ。＿私がパッドフット、ハリーの父であるジェームズがプロングス、リーマスがムーニー、ピーターがワームテールだ｣

リーマスも製作者の1人であることに驚きだったが、シリウスも関係しているならその可能性はなくもないかと思った。

シリウスが忍びの地図について知っている理由を聞いて、今日はもう話すことが学校での出来事くらいなので帰ることにした。

『シリウス、またご飯持ってくるから』

｢ありがとう。君には本当に感謝している。｣

＿廊下

廊下はやっぱり冷える。手袋とマフラーがあって大正解。＿目的地到着。

リーマスの部屋のドアをノックした。
すると、扉が開いてリーマスが出迎えてくれた。

『リーマス、メリークリスマス！＿あ、ローブ、ピッタリ！』

｢メリークリスマス、A。Aもマフラーが似合っていてよかったよ。ローブ本当にありがとう。｣

リーマスは自分の服を滅多に買わない。その代わりに私の好きな服を買ってくれたりプレゼントしたりしてくれる。嬉しいけど申し訳なくなる。＿リーマスがくれる服は全部センスが良くて、みんながいつも褒めてくれるのだけど