年上の婚約者【赤司征十郎】

年上の婚約者　１３。 ページ16

-赤司side-









今俺はタクシーの中にいる。



タクシーといっても普通のものではなく、

赤司家が手持ちしているものだ。




俺は自分で車を出すと言ったのだが、


社長が『はじめから驚かせてはいかん』と言ったので、

こういう状態になったわけである。









さっきまで俺は、例の婚約者の家に訪れていた。






少し挨拶をする、と言う形で
お宅に上がらせて頂いたのだ。









・・・・・・・・それより、



あの女の子・・・・・女性は若すぎはしないか？






プロフィールを見たときから思っていたのだが・・・、






いくら俺が社会人としては若い２３歳だとしてもだ。







あっちは高校１年生で１６歳だぞ？





・・・７歳差か。









だから有無を言えないうちに決まってしまったのでは、
と思い確認したのだが。





そんなことはなかったらしく、
彼女は小さい声で『お願いします』と言ってくれた。









・・・・・・まあ、そこで断られていたら
父に合わせる顔がなく困っていたと思うが。









・・・・・・運転席に座っていた運転手が
目的地への到着を知らせた。



それとほぼ同時に開かれたドアから俺は出て、
ビィジオン本社の社員専用の出入り口へ向かった。








そういえば、今回の件は中学校時代チームメイトだった
黄色い髪をしたモデルにアドバイスを
貰っていたんだったな。



俺が今まで女性と関わった事などなかった為だ。








またいつか埋め合わせをしよう。

謝罪と感謝と小説について（スルー可）→←この小説の夢主の設定

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ

☆ラッキー赤司君☆

デレデレな赤司君

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す