6話《何でも屋》 ページ9
〜貴方side〜
ジャ「貴様、敬語を使いなさい!」
『初対面の人に向かって貴様ってのはどうなの?』
ジャ「……っ!」
よく見ればこの子……可愛いな←
しかも……どこかで…?
『ねぇ、君何歳??』
ジャ「は、はぁ? 23ですよ」
あ、ちゃんと答えてくれた。にしても23か…童顔だね、うん。
シン「……お嬢さんは旅かなにかかな?」
『……どうでしょう?』
ジャ「ちゃんと答えなさい!」
いやいや……なんでだよ?
シン「別に良いさ、“ジャーファル”」
……?? ジャーファル? どこかで……?? って…
『あっ!』
3人「!?」
『ねぇねぇ、君! 君さ、シェム=ラシェで筆頭つわて呼ばれてた子だよね!?』
ジャ「なっ……!」
シン「…!!」
マス「……」
正解みたいね。だからか…!
シン「お嬢さんは……何者だ?」
ジャ「私は貴方と知り合った覚えは……」
『仕方ないなぁ…これで分かる?』
僕は右手をあげる。
『召喚、大鎌!』
3人「!!?」
空から八芒星が出てきてそこから大鎌が出てくる。便利なシステムよね。
ジャ「あぁ!! 貴方は……!」
シン「だ、誰なんだ…!?」
ジャ「有名な……“最恐最悪の死神様”……!!」
シン「!!」
すぐバレたな。早すぎじゃない?
ジャ「貴様……まさか、シンを暗殺しに…!?」
……? なんか勘違いしてない?
『僕はシンドバッドを殺しに来たわけじゃあないよ?』
ジャ「……え? だ、だって…」
『はぁ……僕は暗殺者じゃない』
ジャ「え!? で、でも……一度一緒に…!!」
暗殺した。確かにそうだ。けれども……
『言うよ? 紹介遅れました! 僕は何でも屋! 家事の手伝いから暗殺まで依頼できるものは多い! 前回は「一緒に暗殺を頼む」って依頼だっただけさ!』
シン「そして……今回は?」
『煌帝国の人から。“シンドリアの良いところを教えてほしい”だって!』
3人「……え?」
『どうやら、その子の母親がシンドリアに行きたいらしくて? でも、その母親は病で行けない! そこで依頼者は良いところを教えてあげて、想像させてあげたい……でも、私には仕事がある! じゃあ頼もう! 何でも屋に……! ってな感じで頼まれたの』
こういう依頼も受け付けてるからね。
『だから……今回はシンドバッドの暗殺なんかじゃないさ。怪しいならばすぐに追い出しなよ』
朱雀と“白虎”で調査させるから______________。
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Kapiくる(プロフ) - キロルさん» 神だなんて……! 私はただの人間ですよ! はい、ありがとうございます! 以後も更新頑張りますね! (2016年5月18日 15時) (レス) id: f29b69fec7 (このIDを非表示/違反報告)
キロル - コメント、失礼します!こーんな夢小説作れるなんて、貴方様は神なのですか!?((いや、神ですね!!更新は、自分のペースで頑張ってください♪ (2016年4月24日 21時) (レス) id: 2ac911ddfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kapiくる | 作成日時:2016年3月7日 22時