5話《新たな依頼》 ページ8
〜貴方side〜
今日もいい天気! 快晴の空がキレイだ。
『……お昼寝しようかなぁ?』
すると、後ろから声が聞こえた……
「あの……貴方が…何でも屋ですよね?」
……女性の声。
『……なぜ?』
「依頼……してもいいですか?」
振り返るとそこに立っているのは……煌帝国の女官らしき人。
『……紹介遅れたけど、この僕が有名な何でも屋! 家事の手伝いから暗殺まで依頼できるものは多い! さぁ……君の願いを叶えてあげよう!』
これは毎回言うセリフ。カッコイイでしょー? 自分でも思うさ!
「あの……お願いします! シンドリアの____________________________」
『……了解! お金は後でもらいに行く』
「ありがとうございます!!」
さぁて……今回もすこーし長そうだな…ま、簡単かね?
『待ってなよ……シンドリア』
今、どこにいるでしょーか! 正解はね…シンドリア国内!
昨日あの後急いで準備し、目的地であるシンドリアに到着した。
ついでに服はいつものまま。だからか……皆、見てくるんだけど……酷くない?
すると、空から一匹の赤い鳥……“朱雀”が降りてきた。
『久しぶり』
頭を撫でると目を細める朱雀。可愛いよね。
朱雀を肩に乗せまた歩く僕。すると、前方から……なななんと!! 王様であるシンドバッドが来た!
なんか、銀髪君と赤髪君を……ってあれ? あの赤髪君、“赤獅子”の目元に似てるなあ……なんで?
すると声をかけられた……
シン「やぁ! お嬢さん。見かけない服だな」
……やっぱり僕が目的か。
『これはこれは……かの有名なシンドバッドさんではないですか! 会えて嬉しく思います』
あー……やっぱり僕敬語嫌いだなぁ…なんか、ムカつくんだよね、プライドかな?
シン「そうかそうか! それは光栄だな、こんな可愛らしい女性に言ってもらえるなんて……」
そして僕の手を握るシンドバッド……銀髪君はオロオロとしている…
『……離してくれません?』
シン「おっと……これは失礼。綺麗な手だったのでつい……」
『ふふ……綺麗な手かぁ…綺麗、ねぇ』
この手は汚い。人を殺したこの手…血を浴びたこの手…綺麗なんかじゃないよ。
シン「……?」
『さすが女ったらしだね。シンドバッドさん』
シン「……! 女ったらし…」
『ま、いいや。で、なんで僕に話しかけたの?』
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Kapiくる(プロフ) - キロルさん» 神だなんて……! 私はただの人間ですよ! はい、ありがとうございます! 以後も更新頑張りますね! (2016年5月18日 15時) (レス) id: f29b69fec7 (このIDを非表示/違反報告)
キロル - コメント、失礼します!こーんな夢小説作れるなんて、貴方様は神なのですか!?((いや、神ですね!!更新は、自分のペースで頑張ってください♪ (2016年4月24日 21時) (レス) id: 2ac911ddfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kapiくる | 作成日時:2016年3月7日 22時