21話《早めに》 ページ26
〜貴方side〜
明「……ですが、なぜ鳥になれるのです？」
『……魔法だと思っててちょうだい』
実際、朱雀の本体は赤く大きい雀……四神の1人。
明「……分かりました」
『じゃ、僕はこれで〜』
楓「あ、待ってくださいA姫！」
僕と楓はその場を去る……
〜紅明side〜
明「行かないのですか？」
私の前には…パッチリ目な少女がいる。雰囲気的に苦手なタイプ……Aと似ているけど、Aの方が断然いい。
朱雀「……君、A様のこと好きでしょっ？」
明「！///////」
急に放たれたその言葉……
明「な、なぜ知って……！？」
朱雀「うち、鳥になっててA様から任務受けてない時、ずっと見てたのっ！」
……それ、ストーカーじゃありません？ 違います？ 犯罪では？
朱雀「……君なら預けれるかなっ」
明「……は？」
朱雀「あ、ご、ごめんねっ！ A様ったら人気で……よく告白されてたからさっ？」
……なんですって！？←
こ、告白されていた…！？
朱雀「告るなら……早めの方が良いよっ！ あ、なんなら……うちが恋のキューピットにでもなろっか？」
明「け、結構です！///////」
私は朱雀さんに背を向け、扇で顔を隠し、歩く。にしても……早めの方が良い……ですか。
私だって分かってますよ、そんなこと……
〜朱雀side〜
A様は“長生き”だ。
もう何度“転生”してるんだか……
それに、毎度美人で可愛らしいし……さ？
うち“ら”はA様が転生する度にその場へ行く。たいてい一番はうち。
そして、一番よく見ているのもうち。
だからA様が一週間に2回告白されることくらい知ってる←
でも、どれもA様は断った。もちろん、うちも嫌だよ。
でも、紅明とかいうあの男……
あいつならなぜか許せちゃうんだ。
それに、なんやかんや言ってA様も紅明好きっぽいしね？
朱雀「よし！ 手伝ってやりますかっ！」
四神の中で一番恋に興味のあるうちが手伝うんだもの……
絶対くっつけてやるっ！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 45人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Kapiくる(プロフ) - キロルさん» 神だなんて……！ 私はただの人間ですよ！ はい、ありがとうございます！ 以後も更新頑張りますね！ (2016年5月18日 15時) (
レス) id: f29b69fec7 (このIDを非表示/違反報告)
キロル - コメント、失礼します！こーんな夢小説作れるなんて、貴方様は神なのですか!?((いや、神ですね！！更新は、自分のペースで頑張ってください♪ (2016年4月24日 21時) (レス) id: 2ac911ddfa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kapiくる | 作成日時：2016年3月7日 22時
