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28話《気持ち》 ページ33

〜紅明side〜

仕事をしていると、朱雀がやってきた。

明「なんです……?」

朱雀「ビッグニュースっ!」

は……? ビッグニュース……?

朱雀「明日、A様は一年間レームへ行くことになったよっ!」

明「……え?」

ちょっと待って……一年間? それもまたレームへ……?

朱雀「レームって確か……良い男たくさんいるよねっ!」

朱雀「もしもA様が男性を好きになったら……?」

……会えなくなるかもしれない。そう言いたいのでしょうか?

朱雀「……ま、手遅れになる前に伝えれば? その気持ちを……」

そんなの……言われなくったって……




伝えますよ!




私はらしくなく走った。
Aの部屋へ……告白をしに。




部屋に着くとAは私を部屋へと入れた。それから私が落ち着くまで見つめてくれていた…




呼吸が落ち着くと、私は一様聞いてみた。

明「明日……レームへ行くんですよね?」

Aは何故知っている? とでも言いたそうな顔をしながら頷いてくれた。
本当だったんだ……

明「朱雀さんから聞きました。ちょっと一年間行くんですよね」

また頷くA……
私は、下を向く……

仕事だから仕方ないのは重々承知だ。

でもですね……もう、耐えれませんよ。

明「……な……で……い」

私は小さな声で……いや、声になってないかも知れない、そんな声で呟く。

案の定、Aは聞こえなかったわけで、もう一回と言う。

私は顔を上げ、言った。

明「行かないでください」

Aは驚いていた。

『……何か……あったの?』

明「……もう、我慢できないんですよ……この気持ち」


そう、この気持ちをこれ以上抑えるのは少しキツイ……だから、私は言う。


明「私は……貴方のことが……初めて出会った時から好きでした!」




素直な気持ちを。


どうせなら当たって砕けたいですからね。

29話《関係》→←27話《告白》



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Kapiくる(プロフ) - キロルさん» 神だなんて……! 私はただの人間ですよ! はい、ありがとうございます! 以後も更新頑張りますね! (2016年5月18日 15時) (レス) id: f29b69fec7 (このIDを非表示/違反報告)
キロル - コメント、失礼します!こーんな夢小説作れるなんて、貴方様は神なのですか!?((いや、神ですね!!更新は、自分のペースで頑張ってください♪ (2016年4月24日 21時) (レス) id: 2ac911ddfa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kapiくる | 作成日時:2016年3月7日 22時

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