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26話《僕の正体》 ページ31

〜貴方side〜

ババア……玉艶の部屋に着いた。扉を開けると、玉艶の姿が……

艶「……おいで」

ニコリと笑い、手招きする……ジュダルも僕も歩く。

ジュ「何の用だ?」

すると、玉艶の後ろにいた組織の一人が言った。

組織「協力してほしいことが」

……協力?

艶「……1年後くらいになるかしら? バルバットに行ってほしいのよ」

1年後って……

『どうして今なの?』

艶「ふふ……貴方が一番知ってるでしょう? なぜ、今なのか…」

チッ……バレテやがったか。まぁ…良いよ。

ジュ「……それだけなのか?」

艶「えぇ……後はAだけへの用だから」

ジュ「…………頑張れよ」((ボソッ

ジュダルは僕にそう言って部屋を出た。めんどくさい……

艶「A……貴方、また新たな“依頼”があるんでしょう?」

コクリと頷く……今回もまた長そうなモノ。それは、レームの情報を少しでも集めること。

これを依頼してきたのは……紅炎だ。

艶「……1年後、バルバットに暗黒点が作れるかもなのよ。手伝ってくれるわよね……?」

『……仰せのままに』

組織「ああ……“A様”に手伝ってもらえると心強いですな」

艶「えぇ……宜しく頼むわ」

『全ては、「八芒星(アルサーメン)」の、「計画書(アジェンダ)」のままに』

僕は手を合わせ、そう言う。

艶「ふふ……皆が貴方の“正体”を知ったら…どんな反応するのかしらねぇ?」

『さぁ? 驚くんじゃないの?』

そうだ。僕は何を隠そう、皆が忌み嫌うアル・サーメンの一員。

それも……“幹部”だ。



なぜ、僕が亡国の姫なのに他国でこんなに……それも煌帝国で位が高いか…



そんなの、玉艶が仕込んだからだ。
僕は「アル・サーメンの幹部」でもあるし、神官でもあるし……玉艶の養子であるから……ね。



あ、でも煌帝国の皇女じゃないからねっ!

27話《告白》→←25話《魔装》



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Kapiくる(プロフ) - キロルさん» 神だなんて……! 私はただの人間ですよ! はい、ありがとうございます! 以後も更新頑張りますね! (2016年5月18日 15時) (レス) id: f29b69fec7 (このIDを非表示/違反報告)
キロル - コメント、失礼します!こーんな夢小説作れるなんて、貴方様は神なのですか!?((いや、神ですね!!更新は、自分のペースで頑張ってください♪ (2016年4月24日 21時) (レス) id: 2ac911ddfa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kapiくる | 作成日時:2016年3月7日 22時

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