20話《紹介》 ページ24
〜貴方side〜
久々に会った楓は成長していて、少し男の子になったかも……それでも女の子っぽいけどね〜
っと、着いた着いた……大広間。呼んでるのは紅炎らとその従者たち。
僕は扉を開ける。中には既に揃ってて、朱雀が肩に止まる。
この際、朱雀もバラそうか? 本人、人間でいる方が楽と言ってたし……いや、でもなあ…
炎「……で、何用だ?」
『あぁ……じゃじゃーん!! 楓のご登場〜!』
練家-覇&玉「!」
従者/覇&玉(え……? 誰…?)
楓「え…ぇーと……み、御笠 楓です…?」
覇「あははっ!」
紅覇が腹を抱え笑っている。……笑うのはどうかと思うんだけど……
『……ま、紅炎たちはわかるでしょー? 僕の唯一の従者であり、眷属!』
皆「!」
眷属という部分に皆さん驚く。
『仲良くしてねー』
そして僕は一時部屋を出る。
『朱雀……君、確か人間の方が良いんだよね?』
その言葉に朱雀は頷く。そして、その言葉の意味が分かったのか……人間になった。
朱雀「これで良いんですよねっ?」
僕は頷きもう一度扉を開ける。
『そして〜もう一人……新たな僕の従者となる、朱雀よ!』
朱雀「よろしくお願いしますねっ!」
明「……朱雀?」
『あ……』
そういや……紅明の前で朱雀って呼んだっけ……?
楓「朱雀……どこかで…」
朱雀「き、気のせいよっ! うちの名前、そんな珍しくないしっ!」
……珍しい思うよ、うん。
にしても……嘘だろ? 僕がやらかすなんて…!
『……ま、というわけで急に呼んじゃってゴメンね〜? じゃ、解散解散』
そう言い楓と紅明を連れて中庭へと向かう。忠雲が困ってたけど……大丈夫、大丈夫! 文句なんて言わないよね、あの子が。
楓「A姫……?」
中庭に着き、言う。
『……あんたら、朱雀と聞いて何を想像した?』
楓/明「鳥です」
……やらかしたーーーっっ!!!
明「……朱雀さん、あの鳥ですよね? 朱雀だなんて名前……珍しいですよ」
朱雀「……」
朱雀は目を逸らす。
『……そうよ、朱雀はあの赤い鳥。でもね、このこと言わないでね?』
朱雀「言ったら殺しますよっ」
『殺しはしないさ』
おー怖い怖い。
でも……記憶くらいは消させてもらうよ。
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Kapiくる(プロフ) - キロルさん» 神だなんて……! 私はただの人間ですよ! はい、ありがとうございます! 以後も更新頑張りますね! (2016年5月18日 15時) (レス) id: f29b69fec7 (このIDを非表示/違反報告)
キロル - コメント、失礼します!こーんな夢小説作れるなんて、貴方様は神なのですか!?((いや、神ですね!!更新は、自分のペースで頑張ってください♪ (2016年4月24日 21時) (レス) id: 2ac911ddfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kapiくる | 作成日時:2016年3月7日 22時