11話《聞きたい》 ページ15
〜貴方side〜
シン「……だが今はこの国の食客だ」
ジュ「…あーもうめんどくせ。…おい、“何でも屋”」
皆「!」
ほう……そう来たか。
『……なんでしょう? 何か願い事でも?』
ジュ「ああ。俺と一緒に煌帝国に帰れ」
シン「ならば俺からも願おう。このままシンドリアにいてほしい」
そう両者言う。
『了解。僕は煌帝国に帰るよ』
ジュダルの方が依頼が速かったからね。
ジュ「よし……じゃ、帰るぞ」
『召喚、絨毯』
すると絨毯が現れる。そして僕とジュダルはそれに乗る。
『また会う事になるよ。それまでサラバ!』
僕とジュダルは煌帝国を目指した。
……あ、朱雀…ま、自力で帰ってくるか←
ジュ「お前も飽きねーな」
『何が?』
ジュ「たらしなとことかだよ」
『ああ……一人一人反応が違うからね。あの子は少し……怖かったよ』
行動も制限されてたもん。客に酷いと思わない??
『それに……ただの“遊び”だし?』
ジュ「……お前、最低なヤツだな」
『何とでも言いなよ』
全て真実なのだから。
ジュ「……ま、俺はそんなとこもふまえてお前と組みたいんだぜ?」
……また世界征服か…
『バカ殿さんとやってきなよ。ま、あいつがそんなことするわけないけど』
ジュ「だからお前なんだよ……“ユナンの王候補”のお前」
……こいつ、知ってたか。
ジュ「お前って2人のマギから王候補にされてんだぜ? すげーよな」
いやいや……お前の場合なんとなくとかだろ? え?
『……お、見えてきたよ。煌帝国が』
いつ見てもデカイよね……城って。
ジュ「よし、ありがとな」
『さーて……紅明にイタズラしよーっと!』
今回はどんなのにしようか……シンドリアで考えてきてたんだから!
ジュ「なぁ……お前ってさ、紅明のことが好きなのか?」
『は…………?』
急にそんなこと聞いてきたジュダル。頰が赤くなるのが分かる……
ジュ「お! 好きなのか? そうなんだろ!?」
『ち、違うもん!!//// イタズラの反応が可愛いだけだもん! ふん! もう行くからっ!///////』
僕は絨毯を素早くしまい、気配を消す。
それに……紅明のことが好きかなんて……
こっちが聞きたいよ。
45人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Kapiくる(プロフ) - キロルさん» 神だなんて……! 私はただの人間ですよ! はい、ありがとうございます! 以後も更新頑張りますね! (2016年5月18日 15時) (レス) id: f29b69fec7 (このIDを非表示/違反報告)
キロル - コメント、失礼します!こーんな夢小説作れるなんて、貴方様は神なのですか!?((いや、神ですね!!更新は、自分のペースで頑張ってください♪ (2016年4月24日 21時) (レス) id: 2ac911ddfa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:kapiくる | 作成日時:2016年3月7日 22時