87話 ページ38
湖の中に入り剣を取りあがろうと水面まで泳ぎ岸に手をかけた。
ズルッ!!
レイ「!!」
手を滑らせてそのまま水の中に沈みそうになった瞬間誰かに手をつかまれて引き上げられた。
レイ「ありがとうございます・・・助かりました」
普通ならジューンが「だから言ったじゃないですか!!」などと言ってくるが今回は違う声だった。
「レイ・・・か?」
顔を上げると懐かしい顔があった。
レイ「キリ・・・ト?」
すると彼は微笑んで「あぁ」と返事をしてくれた。
ずっと会いたくてたまらなかった彼が目の前に居る。
思わず濡れた身体など気にせず抱きついてしまった。
キリトもすぐに背中に手を回して力強く抱きしめてくれた。
そして1つ気になることがあった。
キリトの左手だ。
私と同じ指輪があるのだ。
レイ「それって・・・?」
キリト「あぁ・・・お前もあるのか?」
レイ「うん」
と同時に顔が赤くなるのが自分でも分かってきた。
周りにジューン達が居ることをすっかり忘れていたのだ。
レイ「私は上級剣士3位レイと申します」
と一応挨拶をしておくと皆浅くお辞儀をしてくれた。
58人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美里 - キリト最高!\(//∇//)\更新がんばって下さい! (2014年4月15日 21時) (レス) id: 36ef076ea7 (このIDを非表示/違反報告)
ユオカ♪ - 始めまして!この小説大好きです(*^◯^*)更新頑張ってください! (2014年3月29日 20時) (レス) id: 0a125f524d (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - この話好きですよ (2014年2月15日 23時) (レス) id: a655c5507b (このIDを非表示/違反報告)
封矢 - 今、全部やっと読みましたwすっごく面白いです!(*^◯^*)更新頑張ってください(^ν^)楽しみにしてますヾ(@⌒ー⌒@)ノ (2014年2月9日 21時) (レス) id: e99d6bd148 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:弥生 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=hakuoukiyayoi http://
作成日時:2014年1月31日 15時