足音 ページ3
私は思っていたことがある。
ここの通路はやけに暗い。
参ったことに視界が悪くてたまらない。
薄暗い蛍光灯に真っ黒の壁。
敵対策なのだろう。
隠れながら進んでいくと二階にの中央部あたりでコツコツと靴の音が聞こえた。
私はその靴の音で確信した。
もう私が居ることは相手には分かっている。
確実ではないがその足音は一歩一歩迷うことなくこちら側に徐々に近付いて来ている。
私は息を潜めた。
コツコツ、コツコツ
だんだんと足音は近付いて来た。
コツコツ、コツコツ
幸い私には気付かずに通り過ぎていった。
そして私は足音とは逆のほうに足を運んだ。
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nameko - なんか、こう、ハッピーエンドとか・・・\(◎o◎)/! (2017年7月21日 14時) (レス) id: de685cbd6b (このIDを非表示/違反報告)
31(プロフ) - はじめまして とても面白いです(*^^)v 更新待っています (2016年1月28日 1時) (レス) id: 270af3b18c (このIDを非表示/違反報告)
はくまい - 萌乃佳さん» わああ、ありがとうございます!!今日からまた頑張って更新していこうと思います!! (2016年1月13日 21時) (レス) id: 72e6b16f15 (このIDを非表示/違反報告)
萌乃佳(プロフ) - 待ってます!次の更新まで待ってます!私も祖父がなくなってしまったので、気持ちはわかります。ゆっくり休んでください! (2016年1月6日 23時) (レス) id: 354d06affb (このIDを非表示/違反報告)
はくまい(プロフ) - 夢魔さん» コメントありがとうございます!マフィア松かっこいいですよね!有り難うございます!! (2015年12月28日 1時) (レス) id: 24c701df88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はくまい | 作成日時:2015年12月23日 2時