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バスケ ページ42

「えぇまぁ……あ、ジャミル先輩!カップケーキお口に会いました?」

「君……本当にお人好しだな。自分の心配も少しはしたらどうだ?そりゃ美味しかったが……」

「それはよかった!あと怪我の方は大丈夫ですよ。この通りピンピンしてます。ほら!」

僕はバスケットボールをとって軽くドリブルしてからボールを指に乗せ回してみせる
なっつかし〜!
カッコイイから練習したんだよなぁ……あんまり見せ場はなかったけど

「すっげーうなぎちゃん!やった事あんのー?」

「昔少しだけ……」

「意外だな。てっきり籠もって勉強ばかりしていると思っていたが。」

「えへへ……こう見えて陸上部顔負けのトレーニングしてた時期もあったんですよ。ヴィル先輩監修の。」

「うわやっべ。よく生きてたねうなぎちゃん。」

フロイド先輩に軽く引かれながらも僕は苦笑いを浮かべた
にしても何かあれだ
昔より上手い事行ける気がする……

「ちょっと失礼しますね。」

「え?」

僕は外からそのままドリブルして進み3ポイントシュートできる地点に入るとそのままシュートした
するとなんと入ってしまった
それはそれは綺麗に

『お前こんな特技あったのな。』

「いや僕もびっくり。獣人の体がなせる技って感じかな?おっと、ジャミル先輩!パスしますよー!」

「え?ぉわっ!」

ランドールも驚いていたが僕もびっくりだ
僕はボールを取るとジャミル先輩に合図してパスした

「すみません。久々にやってみたくなっちゃいまして。」

「……なぁラドル、俺と1on1で一勝負しないか?」

不意にジャミル先輩にそう言われ僕は目を丸くした
いやいやいや確かにバスケ経験はあるけどブランクありまくりだし勝てる気がしないって!

「え、1on1!?いえいえそんな先輩となんて……」

「まぁ体験入部だと思ってくれ。実際練習の中にもあるし、そうだな……勝てたら今日丁度宴があるから招待しよう。何、一人分位余分に用意はできる。」

「宴……で、でも僕沢山食べちゃう体質で……」

「へぇ、意外だな。だがそれなら尚更対価になるな。フロイド、いいか?」

「んー?アハッ、面白そうだからもしうなぎちゃんが勝てたらアズールに言っとく〜。」

「さて、どうする?」

「わ、わかりました。5ポイント選手制でいいですか?」

「良いだろう。」

こうしてジャミル先輩と勝負する事になった

ーーーーー

「着替えれたか?」

「はい。どうぞお手柔らかに……」

手をもじもじさせながらいえばジャミル先輩は「そう弱気になるな」と背中を叩いてくれた
優しい、優しすぎますジャミル先輩!

その目(ジャミルside)→←部活



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あんかけうどん(プロフ) - Aliceさん» 嬉しすぎる言葉をありがとうございます!ランドールはいいぞ……是非映画の方もご覧になってみてください。インク→ユニバーシティ→インクの順に見るのがおすすめです! (2021年12月25日 16時) (レス) id: 91a4551153 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - クリスマスに一気に読んでしまった、ランドールの魅力をこの小説で知れました、ありがとうございます! (2021年12月25日 14時) (レス) @page32 id: 31d32091d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あんかけうどん | 作成日時:2021年12月16日 10時

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