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軽く一蹴 ページ8

エレメンタリースクールの時はヴィルさんと過ごしていたのと、家で仕事を継ぐための練習、そして図書館で魔法の勉強
これらに夢中になっていたお陰で特に気にしていなかった
が、彼等の話によるとちょっかいは出していたようだが僕がそれを全スルーしていたらしい
後はヴィルさんとジャックが威嚇してくれていたらしい
だがそのヴィルさんも今はおらず、ジャックは別クラス
守る物は何もない、という所か

「さぁ覚悟はいいか?積年の恨みをここで晴らしきり、お前の後の三年間をどぶにぶちこんでやるぜ!」

「ひぇ、やめといた方がいいよ……後悔するよ……」

「後悔だぁ?誰が後悔なんざあふんっ!?ギャー!?」

僕は先輩の顎に頭突きをかましてよろけた所に股関蹴りを決めた
よかった成功だ!

「アニキー!」

「僕が六年間何もしてないと思ったら大間違いだ!ヴィルさんのパワハラストイック訓練に比べたらもう怖くないんだから!」

のたうち回る先輩に僕はドヤ顔をキメてやる
流石格闘技を粗方網羅してるヴィルさんの格闘術!

「こ、これで終わったと思うなよー!?」

「覚えてやがれー!」

先輩達は尻尾を巻いて逃げていった

「……ヒェェェ!」

彼等が去った後、僕は腰が抜けてその場に崩れ落ちた
怖かった、めっちゃ怖かった
ちゃんと家の抱き枕(抱き枕としては使ってないけど)で練習しといてよかった……

「あ、そうか、今日からジャックが部活だから襲ってきたのか。危ない危ない。これからは気を付けとかなきゃ。」

僕も何か部活に入っておこうか
バスケ……はここないから良いとして
ジャックと同じ陸上部は僕にはハードルが高いな
……そう言えばそろそろ家の仕事を本格的に習わなきゃいけないな

(でも困ったな、そうなると長期休み位しかジャックと遊べる日がないや……)

それは少し寂しい
でも何か目標は決めなくちゃ
第二の人生を歩んでみて、エレメンタリースクールの時は友達百人とかそんなのが理想だと思ってたけど、実際触れあってみれば、ジャックやヴィルさんみたいな心から信頼できる相手と付き合えていればいいとわかった
そんなに多くなくてもいい、自分が過ごしやすければいい
まぁでもやっぱり人気者になりたいって気持ちは強いから二番目の目標にしよう
主な目標はそうだな……せっかく魔法が使えるんだから魔法極めてみようかな?
うちは調達屋だし何か使えるユニーク魔法とやらが使えたら便利かもしれない

「よーし、ミドルスクールでも頑張ろ!」

そう僕は意気込み腕を振り上げた
その時持ってたかばんが手から離れて頭に落ちてきた
結構痛かった

鉱石魚→←ミドルスクールの衝撃



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あんかけうどん(プロフ) - あんぱんさん» ありがとうございます! (9月14日 22時) (レス) id: 8768b9e08b (このIDを非表示/違反報告)
あんぱん - ランドール好きなのでうれしいです! 面白かったです! (9月14日 22時) (レス) @page28 id: f2f05df21c (このIDを非表示/違反報告)
あんかけうどん(プロフ) - 竜の騎士さん» ありがとうございます!嬉しいです! (2021年12月10日 17時) (レス) id: 91a4551153 (このIDを非表示/違反報告)
竜の騎士 - はじめまして。最初から読んでみましたが、とても面白くてすぐにハマりました!更新楽しみにしています! (2021年12月10日 13時) (レス) id: 796a1a3707 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あんかけうどん | 作成日時:2021年11月25日 4時

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