ランドールの魂を宿した僕は転生者（twst男 not監督生）

転生 ページ3

という記憶を思い出したのがついさっき
はい
現在ピッチピチの2歳
うん
ナニコレ？？？

(おあぁぁぁ一体どう言う事！？どう言う事！？えっと僕は確か朝ふらっふらで学校行こうとしてそしたらなんかにぶつかって……そこから記憶がないという事は人身事故か何かで死亡か？)

未練はこれっぽっちも無いとはいえいきなりすぎて困惑した
が、とりあえず離乳食は始まっているようでお乳生活終わった後でよかったと心から思う
女の裸体を見た事がない僕にはハードルが高すぎる

(にしてもここはどこなんだろう……見た感じ西洋風だけど……)

キョロキョロと辺りを見渡してテレビを見る
そこで僕は驚愕する

(……地球じゃない？？？)

お天気の放送なのだろうが地図が滅茶苦茶である
少なくとも僕が見知っている地図とは大違いだ
しかもなに？
輝石の国？
アメリカとイタリアとかじゃないの？
聞いた事ないんですけど？

「ラドルちゃーん！テレビ見てるの？」

「！？」

ひょいっと体をもちあげられる
見るとそこには優しそうな女の人がいた
わぁ綺麗だなぁ
体が紫だけど
え？
何？
母親か？
腕が四本ない？
足も四本？
でも敵意はなさそう……
僕の知ってる母親とも違う

「よしよし、あなたは私達の宝物よ。きっと幸せな素敵な人生が待ってるわ。見て、今日はポカポカ日和よ。」

優しく撫でてくれる母親らしきモン、いや……
前世の奴等は人の形こそ持ってたがあっちの方がモンスターだ
でもこの人は僕が思い浮かべてた理想の母親像にそっくり……
モンスターなんていうのは失礼極まりない
僕はそっと新しい母に頬を寄せる
あったかい……

「あらあら甘えん坊さんね。」

フフッと笑うその姿に僕は安心した
これが所謂転生というやつか？
それも異世界転生
帰り道の電気屋のテレビでそんな話のcmがやってた気がする
転生すると神様からチート能力がもらえて女の子とウハウハハーレムみたいな感じになるらしい
まぁ、僕はそんなの望まない
今度こそ、今度こそまともな学校生活を手に入れて友達沢山作って自由に生きていきたい
順位なんて関係ない人生
それだけでいい
いるかわからないけど生まれ変わらせてくれてありがとう神様
そうそう僕はこうして母と仲良く四本の手をにぎにぎ繋いで遊んで貰ってまずは子どもらしい幸せを享受……

……ん？
四本？
手が？
四本？？？

そーっと下を見てみるとそこには四本の手と四本の足があった
母のようなまるでトカゲの姿

「ﾋｭｯ」

「あれ？ラドルちゃん？ラドルちゃーん！？」

そのまま僕は気絶した
ナニコレ
流石にこれは許容範囲外だ

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