どうしてそこまで...? ページ39
長の話によると、ヒソカはAがクロロの家に住むようになったことを知らず、度々この森を訪ねて来ていたらしい。
A) 何で俺がクロロの家に行ったことを言ってやらなかったんだ?
長) いや、それがな。…ここだけの話、クロロ自信に言われていたのだ。ヒソカには告げるな。と。
A) 何でだろうな…??
長) 分からん。が、しかし、私としてもこうも熱心に通われると情がわくものでな。
今日あたりに教えてやろうかと思っていたところだったのだ。
A) …そうだったのk((ヒソ) やぁA♠元気だったかい?
!!!
Aはいつの間にか自身のすぐ側に来ていたヒソカに驚いた。ヒソカはそれをいつものように楽しそうに見ている。
ヒソ) 最近は、どこかに行ってたのかい?
A) …あ、あぁ。
Aはヒソカの笑顔に違和感を感じていた。
いつもより少し、ほんの少しだけ怒りが籠っているかのような、そんな気がしたのだ。
ヒソ) …そうか♦
Aは直感的にクロロの家に居ることは今話すべきではないと思い、わざと、話をそらした。
A) 悪いな!
長から聞いたが、度々俺を探しに来ていたようだが、俺に何か用事か?
ヒソカはあからさまに話題を変えたAを少しの間真顔で見つめた。
そしてやっといつもの調子に戻り、
ヒソ) …うん♡
A、僕とデートしないかい?
A) …デート?
ヒソ) うん♦Aはハンター試験を知ってるかい?
Aはなんてタイムリーだろうと驚いた。
ヒソ) 知ってるみたいだね❤
今年の試験、一緒に受けないかい?
ヒソカはそう言ってAの瞳を見つめた。
A) …!!いいタイミングだ!
もちろん、構わないぞ!
俺もちょうど指紋認証をヒソカに頼みに来たところだったんだ!
Aの予想外の返答にヒソカは少し驚いたように見えたがすぐにご機嫌そうに笑った。
ヒソ) これはもう、運命かな♡
A) ?
ヒソ) まさかこんなに快く受け入れてくれるなんてね♣嬉しいな♡
A) ん、よく分からんが、善は急げだ。
これ、ヨロシク!
Aはそう言って自身の申し込みカードをヒソカに手渡した。
ヒソ) 了解♧
_____
A) よし、あとはこれをハンター協会に送るだけか。
(一番近くの郵便局はどこだろう…?)
ヒソ) ボクが一緒に出しておいてあげるよ❤
A) 本当か!?それは助かる!
でも、どうしてそこまで…?
ヒソ) 対価はきちんと当日にデートして返しておくれよ♦
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作者名:シロ | 作成日時:2019年11月3日 22時