【Underfell】You can't ran away from me…

５話「大丈夫だから」 ページ6

あいつに散々痛めつけられ私の体力はほぼゼロに近いと言ってもいいほど消耗していた。



左腕は骨が見えるまで抉られ、今でもブチブチと皮膚が千切れる音が耳に響く。



「…っ」



今まで経験したことのない激しい痛みで、意識が朦朧とするがあいつが腹に蹴りを食らわせてくるため嫌でも目が覚める。



「次はどう痛めつけてやろうかな……」



痛めつける道具を探すためにあいつは倉庫の中をウロウロして良さそうな道具を見つけては気持ち悪い笑みを浮かばせて笑ってる。



「A…」

「大丈夫、大丈夫だから」



フラウィを心配させないように、怪我をしてない右手で頭を軽く撫でる。



「お、これ何かいいかもな」



いい道具を見つけたのかゴソゴソと棚の中を探るアイツに目線を移すと





木を伐採するに使われるチェンソーを手にして不気味に笑っていた。

６話『僕に出来る事は』→←４話「心配しないで」

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す