【ジョジョ】どんな姿になっても…お前を愛してる

観察日記その２ ページ3

「ふぅ…これくらいでいいか」




緑色の何かを袋に詰めようと手を伸ばした瞬間ケータイの着信音が辺りに響いた




「…はぁ」




汚れた両手をタオルで拭き、ポケットの中でうっとうしいほどバイブ音を鳴らすケータイを取り出した




「もしも」

《もしもしぃ！？ボスぅ？ボスですかぁ！？今どこにいるんですかァ！？》

「…ドッピオか」

《…ドッピオか………じゃないですよぉ！！仕事の途中でこっそり抜け出して…こっちは大変なんですよォ！》

「…ドッピオ」

《何ですか》

「しばらく俺は…仕事を休む」

《え！？…は、はぁ！？》

「だから…後は頼むぞ」

《えっ？ちょ、ボス！？ボスゥ！》




ケータイの電源を切り、気味の悪い紫色の空を見上げ




「すまんドッピオ…これもAの為なんだ」




と呟いた





〜〜〜〜〜〜〜





「はぁ……」




繋がらないケータイを見つめながら溜め息をつく




「僕がボスの代わりなんて…」




"できっこない"と落ち込んでいたら、ノック音が聞こえた




「…どうぞ」

「頼まれた書類を届けにきたが…ボスはいないのか？」

「あぁ…リゾットさん……申し訳ないのですが、ボスは…」

「その様子じゃお前に仕事を押し付けたようだな」

「あ、あははは………その通りです」




がっくりと音が聞こえそうなぐらいうなだれるドッピオを見ながら、リゾットはテーブルに書類を置いた

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これをやると運気が上がるよ☆(諸説あり)

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