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〜第七話〜 ページ9
十一番隊を出て、小走りで十番隊隊舎に向かう
事前に教えていただいた私の部屋に行った後、隊長・副隊長に挨拶をしなくてはならない。
急がなくては。
「えっと、ここが私の部屋かな。」
前使っていた部屋と何も変わらないが、少し変な感じだ。
適当に荷物を置き、少し髪と死覇装を整え、すぐに部屋を出た。
「さ、日番谷隊長と松本副隊長にご挨拶しないと。急げ急げー。」
十番隊の隊首室へ駆け足で向かう。
隊首室の前に着き、上がった息を整える。
「はぁ…はぁ…はぁ…。よし!」
失礼します。そう言って扉を開けようとした瞬間
「まぁつもとおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
怒号が響いた。
「え、ちょっと待って。入るの怖いんだけど。無理無理無理帰りたい。」
扉の向こうからは怒鳴り声が聞こえている。
入るか入らないか悩んでいると、バタバタと足音が近づいてきて、ガラっと扉が開いて
柔らかくて肌色の何かが顔面にあたった
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作者名:稀代 | 作成日時:2019年10月5日 16時