I want to protect everything. (ページ39)

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～第三十六話～ページ39

「ちゃんと思い出した？」

「うん…。最初は二人に褒めてほしかった。でも、いつしか見返してやるって思うようになった。」

「でも、見返すこともなく二人はしんだね。」

「うん。」

「君は結局、弱いままってことだね。」

そう言った彼岸花の顔は、明らかに私をあざ笑っていた。

「うるさい…。うるさぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああい！！！！！！」

私は彼岸花に向かっていった。

何も考えずに彼岸花を攻撃していく。

「うるさい！！私は強くなった！」

「そうかな。俺には昔と今の違いが分からないよ？」

その言葉がさらに私を苛立たせる。

「お前に何が分かる！！！」

「分かるさ。昔から一緒にいるんだもの。」

「うるさい！」

彼岸花に傷をつけていく

攻撃を続けると、彼岸花が私の前から消えた。

そして後ろに回られる。

「ああぁぁぁ！！！！！！！」

素早く反応し、どんどん攻撃をする。

斬魄刀がぶつかり合う音が響く

彼岸花は一向に私に攻撃をしてこない

私が彼岸花の手元を狙い、彼岸花が斬魄刀を離した瞬間

私は彼岸花の腹を貫いた。

そして聞こえた。