今日:7 hit、昨日:5 hit、合計:2,048 hit
小｜中｜大
〜第二十二話〜 ページ24
日番谷side
先日から十番隊三席になった天竜紅葉
まだ全然知らないが、優秀な部下だと思う。
ただ、あいつを見てから俺はどうもおかしい。
飲み会に二人で行っていたとき、胸のあたりがざわざわした。
ぎゅって絞めつけられている感覚がした。
天竜の笑顔を見るたび、動機が早くなった。
修兵が天竜を撫でているとき、甘味を食べに行ったとき、すごくモヤモヤした。
今までこんなことになったことはないが、さすがにわかってしまう。
これは明らかに恋だ。
あいつが好きなんだ。
あいつを俺のものにしたい。
そんな風に思ってしまう。
手を伸ばせば天竜は届くくらい近くにいるのに
なかなか手を伸ばせない。
どうしたらいいんだろう。
そんなことを考えながら、ため息をついた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：稀代 | 作成日時：2019年10月5日 16時
