裏表赤司 と 表裏わた司【赤司征十郎】

第41話 ページ42

帰宅し、バラバラになった写真の欠片を机に並べた二人。

まるで、
パズルでもしているかのよう。


そして、気味の悪い会話が始まった。



A「それは私の髪だ。」


征「違う。これは僕のまつ毛だ。」


A「………これは……どっちの…おでこ…だ…？」


征「それは、お前の顎じゃないのか。」



征十郎のおかげで、
何とか形になってきたという時……


A「……ヅァ…ぅ…！」



征「あ、おっ……」



完成間近だった写真を、
片手でごた混ぜにするA。


A「あっ…」


征「おまっ……」



A「…………あ…」


征「……………」




征「A…いい加減にしろ。」



窮地に立たされたA。


だが、
さらなるピンチが二人を襲う。







島崎「あのぉ……戸…閉めておきます…ね…」



征・A「…っ……」



A「も、もっと違うことシた〜い…、写真は後ででもいいでしょ…？」


征「ん、いいよ。」



そんな二人の努力も虚しく…

ピンチはやって来る。




島崎「あ…の………前々から思っていたのですが…」




島崎「お二人は本当に付き合っておられるのですか？」

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