第26話 ページ27
まだまだ続く生き地獄。
一通りはしゃぎ終えた秋川と天野を見た征十郎が、
休憩も兼ねて、少し早いが昼食を取ろう と口を開いた。
一方、時間が経つにつれてストレスだけがたまるA。
A「征ちゃ〜ん!ドーナツ買ってきたよ!」
征十郎に駆け寄るA。
征「あぁ。ありがとう」
A「クリームたっぷりなんだって〜」
そう言うと、大きくちぎったドーナツを征十郎の口に運んだ。
A「あーん♪」
秋・天「あ…!」
正確には、鼻に運んだ。
確実にわざとです。意図的です。
A「ごめん征ちゃん…鼻にクリームついちゃったぁ」
征「……………」
一時停止する征十郎。
征「………構わないよ」
A「すぐ拭くねw」
明らかに吹き出しそうになってるAは、征十郎に連行される。
征「少し待っててもらって良いかな?」
秋川と天野にそう伝え、
天野「あ、いいよ〜!全然!」
許可を得て、極力人気のない場所へ移動した。
征「A、今お前わざと…」
A「そんな訳ないよ。」
実際、そんな訳しかないA。
A「戻ろう」
征「……………」
A「あ!」
それだけ言い、何かを持ってレジへ向かうA。
A「はい!征ちゃん♪これつけてほしいっ」
そう言いながら、袋から出したミッキーのカチューシャ。
征「………何故そっちのモードなんだ」
A「つけて?」
征「………なんだ?これは…」
A「ミッキーのカチューシャ♪w」
征「ちょっと笑うな。つける訳ないだろ。」
と、そこに班員が。
Aにしてみれば絶好のタイミング。
天野「あれ?なにやってんの〜?……って…え!?カチューシャ!?赤司くんに!?」
一歩引いて仰天する天野。
A「うんっ!征ちゃんに似合うと思って…!つけて?」
A「ダメ…?」
征「…………」
心のうち、殺したい以上の感情があった征十郎だが…
征「そんな顔されたら断れないな。」
A「やった♪w」
征「だからちょっと笑うな」
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優花(プロフ) - まさかのディズニーでのやりとりが面白すぎて腹筋破壊しそうですwwこの作品好きです!応援してます! (2015年12月1日 22時) (レス) id: 36a528e68e (このIDを非表示/違反報告)
はきら(プロフ) - RIRIさん» ありがとうございますm(__)m♪!!頑張ります! (2015年2月24日 21時) (レス) id: d8c38e0ae0 (このIDを非表示/違反報告)
RIRI(プロフ) - 面白いです!最高です!ギネス級www頑張ってください! (2015年2月24日 18時) (レス) id: b6ae059394 (このIDを非表示/違反報告)
はきら(プロフ) - 黒子えれな☆さん» どっちでも大丈夫ですよ(^q^)コメントありがとうございました(^q^)嬉 (2015年2月21日 0時) (レス) id: d8c38e0ae0 (このIDを非表示/違反報告)
黒子えれな☆(プロフ) - はきらさん» コメントする方間違えちゃいました-(^q^)-ハァン!!ほんとは続編のほうにやろうとしてました(^q^) (2015年2月21日 0時) (レス) id: 2e709de854 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はきら | 作成日時:2015年2月1日 20時