蝶の舞う呪い5【呪術廻戦】

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彼女が結んだ縛りについて簡単に説明します


本当に簡単に言えば
Aが死ぬ時に呪いも一緒に死ぬ縛り


呪力で殺す事を禁じられていて、罪人側も死ぬことを望まなかった場合はどうしても
死後呪いに転じてしまいます

でもそれだと困りますよね？


なので都合の良い縛りを結ぶことにしました


Aはその為に自分を生贄にします


罪人を殺す事に関して
彼女はその罪を屋敷の人間に犯 させた罪、
命を奪う、という2つの自分の罪を自分で背負う覚悟があるので

自分がそのために死ぬのは
何ら変なことではないし、当然と考えています


周りに被害が出る前に早めに死ぬべきだと思ってます



結んだ縛りは


・死後呪いに転じる事を許可する

その代わりに
・(A以外の)屋敷の人間に手を出さない
・屋敷に手を出さない(破壊しない)
・Aが生きている間屋敷に居られる
・A含め術師は呪いを祓わない

家の者は
・殺した後、死後の面倒を見る

というものです



そしてAは自分が死ぬことを望んでいます


死ねば当主や周囲の人間からも解放されるし
蝶狐家の歴史を全消ししようと思ってるので子供を産まなくて済む、
呪いも同時に殺せるので

少しでも早く自死したい


今まで死ななかったのは(死ねなかったのは)
自分の死後のことを色々準備していたり、
大抵自死しようとする度に
式神の蝶や、周囲の人間に止められたからです


ですが今はある程度準備が整い、

式神とも死後の為に縛りを結んだので
自死が可能な状態になりました

蝶との縛りについてはまた今度。




補足
元々Aは精神の方は脆いです
それを無理やり鼓舞して強がっているだけです

当主だから色々と我慢してます

生まれた時から受けてきた扱いのせいで人を信頼するのも苦手な上に、自己肯定感がかなり低いです

術式のおかげで生かされてるし良い思いをしないと考えてるけど、式神に罪はないとも思ってる


先に死んでいった両親に関しては
使用人や五条の前では
あんな勝手に死んだクソ親知るか
って態度とるけど
本当はそんなこと思ってない(優しい)

でも勝手に生んで勝手に任せて死んでんじゃねぇよ、とは思ってる

・→←蝶狐ちゃんや縛り、屋敷についての話

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