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『"
再び特級に向けて蝶を放つ
特級の体にぶつけて
蝶は再び花を咲かせるように大爆破を起こす
虎杖「(すげぇ威力!!
あんなナイスバディの美女が出す技とは思えねぇな!!)」
爆破の威力で火花が散ったり砂埃が起こり
虎杖はそれを腕ではらいながら
特級の様子を伺う
虎杖「(流石に今の攻撃は…)」
虎杖「っ生きてる…!!?」
『虎杖、アレはそんな簡単には死なないよ』
いつのまにやら自分の近くまで来ていたAに
虎杖はまた驚いて声を上げるが
それよりも更に驚く事があった
虎杖「蝶狐なんで飛んでんの!!?」
そう、彼女は平然と空中を飛んでいる
虎杖と対の位置にいた彼女だが
爆破の煙に紛れて虎杖の方まで戻って来ていた
『私が飛んでるんじゃない、"この子達"が飛んでる』
くるりと空中で身を捻ったAの背中には
複数の蝶が止まっていて
その喋が彼女の体を支えていたことが分かった
虎杖「おぉ、そんなことも出来んのそれ、すげぇ…」
『うん』
こんな時にも関わらず
虎杖「(羽生やしてるみたいでかわいいな蝶狐…)」
と
若干和やかになった空気だが
今完璧に周りの霧が晴れた特級は
攻撃を仕掛けるため動き始める
虎杖もそれに構えるがAが制した
そして上を指さす
『そろそろ落ちるから、離れて』
そう言って虎杖の制服を引いて数歩下がると
__ドガアァァ"ア"アア"ンッッッ
今までとは比べ物にならない程の大きな音を立てて
特級の上の天井が崩れ落ちた
虎杖「っゲホ、!これは!?」
『さっき"狂爆羽"出した時に
上にも蝶ぶつけてヒビ入れてたの』
そう、彼女の狙いは
自分の攻撃で特級を祓う事ではなく
この場所を活かした戦い方で
__特級の動きを少しでも長く封じて時間を稼ぐこと
『__と言っても、そう簡単には行かないけどね』
ガラガラッ
ドガシャンッッ
「ギギギギィギイ」
瓦礫の下から岩を吹き飛ばして出てきた特級
流石の攻撃続きに怒っているらしい
Aは黙って蝶を出し始める
そんな中、虎杖はAに声をかけた
虎杖「蝶狐、俺さ正直1人ここに残るの超怖かった」
その声にAはピクリと反応する
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名無し85578号(プロフ) - 絵うますぎやろ、、、 (1月24日 12時) (レス) @page21 id: cb5a427560 (このIDを非表示/違反報告)
, - アユォさん» そう怒んなってw (9月25日 16時) (レス) id: 459d45f88e (このIDを非表示/違反報告)
アユォ - Rさん» 知 ら ん が な (8月25日 23時) (レス) @page1 id: 58566d1681 (このIDを非表示/違反報告)
翠 - 棘、可愛すぎです!!好き (2023年4月29日 3時) (レス) @page50 id: 6cd5e39845 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - Rさん» pixivならまだしも、、占ツクではよいのでは?? (2022年10月9日 18時) (レス) id: 19cd532bd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:甘党組 | 作成日時:2020年11月3日 1時