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Red4 ページ5

「それでも転校は来週だろう?」

「今日は手続きをしに来たんですよ。
 それで、その帰りに征十郎さんの姿だけでも見てからと…。」

「ああ、なるほどね。」




Aの理由に納得した俺は、にこやかにしている彼女が
可愛くて頬を撫でる。

改めて体育館は沈黙になるが、それを打ち破ったのは黄瀬だった。




「あの、じゃあ、なんで着物を着てるんスか?」




黄瀬の「着物」という言葉に疑問を覚え、彼女の服装を見ると、
確かに、俺の髪と同じ色の着物を着ている。

俺からしたら、彼女はいつも着物を着ているので
「なぜ着物を着ているのか」という疑問は湧かないが。




「この着物は、現在通ってる学校の制服です。」




その言葉に体育館中が少し騒めく。まぁ、無理もないだろう。
着物が制服だという学校は中々ないからな。

しかし、その言葉を聞いて橙山は何かにたどり着いたようで。




「もしかして、〇〇女学校か?」

「はい、そうですよ。」

「〇〇女学校とは…さすが、赤司の婚約者というだけあるのだよ。」




Aの肯定の言葉を聞いて、緑間は驚く。
〇〇女学校は日本の中でも屈指のお嬢様校であり、
模試でも帝光VS〇〇女学校で5位以内を争うほどだ。

まぁ、うちの学年は帝光のほうが、5位以内の人が多いが。

俺や橙山、緑間と〇〇女学校のAは、その常連だ。
Aがこっちに転校してくるとなると…。

理事長は鼻が高いだろうな…。

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ころん - 分かりましたー♪♪考えときますねぇ!!ありがとうごさいまーす!!m(_ _)mそれと、別う占いツクールの小説の誠凛のあの方でもコメ書かせてもらってるので...よろしくお願いします!! (2018年3月3日 23時) (レス) id: 830b3257d2 (このIDを非表示/違反報告)
甘味処〜奏多〜(プロフ) - ころんさん» ボードに書き込む形式です!ぜひぜひ、お願いします。 (2018年3月3日 11時) (レス) id: a669160fcd (このIDを非表示/違反報告)
ころん - そうなんですねー!確かに使ってなかったかも!?wキャラ募集してるじゃないですか、それってここに書き込むんですか?? (2018年3月3日 11時) (レス) id: 830b3257d2 (このIDを非表示/違反報告)
甘味処〜奏多〜(プロフ) - ころんさん» たぶん、自分が書いてる小説の中でも一番まともな「転」だと思います(笑)私の場合、結構自己満足で書いているところがありまして、それでコメントや評価を貰えるとすごく嬉しいんですよね。それでもコンセプトとして、顔文字や「///」は使わないようにしてます。 (2018年3月3日 6時) (レス) id: 82deeb4cf2 (このIDを非表示/違反報告)
ころん - 起承転結の転は苦手な所ですよね。きっとww...転の部分うまかったですよ!!私だったら絶対無理だな。ww文章考えるのが苦手だからなー。改めて思うけどやっぱり小説出してる人とかってすごいんだね。←今さらだけどね。。 (2018年3月3日 0時) (レス) id: 830b3257d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:甘味処〜奏多〜 | 作成日時:2018年2月17日 12時

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