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Green18 ページ19

「みんな、お疲れ。あとは俺と橙山で残りはやっておくよ。
 今日は解散。次の生徒会は反省会議だから、強制出席だ。
 あとは、今日の最後の花火でも楽しんでくれ。」




赤司がそう言って、係生徒が解散となった。
そしてうちの学校は体育祭の夜に花火がある。

実は、カップルでその花火を見ると、永遠に結ばれると
いうおかしなジンクスのせいで、ここの学校は一時期カップルが量産される
はた迷惑なものなのだが…。

しかし、そんな簡単なことで一生を約束されるなど
おかしいと思うのだがな。

人事を尽くしていないのだよ。

まぁでも、あいつらも彼女たちと見るんだろうが。




「緑間、Aさんの様子はどうだった?」

「仕事をしたがっていたが、無理やり寝かせて来たのだよ。
 でも、変に起きてどこか行かれそうな予感がするから
 これから、また保健室に向かうつもりだ。」

「そうか。俺は花火業者と話があるから
 Aさんのことはお前に任せるな。」

「ああ。了解したのだよ。」




そうして俺は再び保健室へ向かった。

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作者名:甘味処〜奏多〜 | 作成日時:2018年1月11日 15時

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