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Black12 ページ13

「はい、敦くん、今日のお菓子!」
「ありがとー、美空。」

「大輝くん、ちょっと足の数値下がってます。アイシングしましょう?」
「おう、俺じゃあ、気付かねぇからな。ありがとな、ルコ。」




ちょっと、カップルがウザいと思う、いつもの5時の休憩時間。
紫原くんも青峰くんも相変わらずです。




「あ、テツヤ。ちょっと、いいかな?」




僕があのカップルを見ていたところに、耳元で小さく声がした。




「九条さん、どうかしましたか?あ、移動します。」

「ううん、いいの。一瞬、伝えるだけだから。
 ちょっと、怪我した人いるから、これ終わったら、すぐ戻らなきゃだし。」




変わらず、ヒソヒソ声で話す九条さん。
そんなに人に聞かれたくない話なんでしょうか?




「あのね、優李と優奈が今日もテツヤに迎えに来てほしいんだって。
 今日、用事がなければ、一緒に行けないかな?
 お礼に、迷惑じゃなければ、ご飯作るし。」




優李くんと優奈ちゃん、そんなに僕のこと気にいってくれたんですか。
1日だけしか関わってないのに、すごく嬉しいです。

今日は用事ありませんし、親には友達とご飯食べてくるで大丈夫ですね。




「はい、ぜひ僕も行かせてください。」

「ほんとに?テツヤ、昨日からいろいろありがとう!」




そう言い残して、彼女が怪我をした、橙山くんのところに向かって行きました。

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甘味処〜奏多〜(プロフ) - 葵さん» コメント、ありがとうございます。実は、このシリーズでコメントをもらうのは初めてで、とても嬉しく思っています。こういう系統の小説は他の作者様の作品にも存在しているので、読んでみるといいと思います。そちらもとても面白いですよ。これからも更新頑張りますね。 (2017年12月31日 10時) (レス) id: a669160fcd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - いつも拝見させていただいています! これまでキセキの一人一人に彼女ができるシリーズは見たことがなかったのですごく面白くて好きです! これからも更新を楽しみにしています! (2017年12月30日 23時) (レス) id: fbc4560f6b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:甘味処〜奏多〜 | 作成日時:2017年12月30日 22時

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