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涙39粒 ページ42

合宿もいよいよ最終日

今日の夕方にはバスで学校に戻る

藤「この荷物バスにもう運ぶから手伝って」

「はい」

学校に戻ってからの練習は合宿で見つけた課題点を中心的にやるからかなりハードになりそう

私たちマネージャーもお守りづくりという話も出ている

空を見れば気持ちのいいくらいの青空が広がっている

前までは少し眩しすぎるくらいだったのに今では清々しい

「あぶなーーーい!!」

こっちに向かって早い打球がくる

あれ、デジャウが←

って思ってるうちに打球が私のすぐそばに←

パシン


ボールがミットに収まる音

気づけば目の前に御幸先輩がいた

御「大丈夫か?間に合ってよかった」

「ありがとうございます……」

いつの間に私のすぐそばまで来たんだろう…

ていうか息が少し上がってるし、もしかして走った?

気づけば御幸先輩は練習に戻っていてお礼も言えなかった



「御幸先輩!!」

練習が終わって自動販売機の前でジュースを買ってる先輩と出会う

「さっきはありがとうございました!!」

御「おー気にすんなよ」

いつものニカッとした笑顔を見せる

「何かお礼したいんですけど……」

御「お礼?んなもんいーよ」

「いえ、ちゃんとお礼したいです」

頑固だな、と御幸先輩に苦笑される

自分でも思うけど

御幸先輩は何か閃いたという顔をしてニヤニヤ笑いだす

頼むから私にできる範囲にしてほしい


御「…じゃあさ、オレの彼女になってよ」


「……は?」

先輩に対して失礼な反応かもしれないけどしょうがない

今この人なんて言った?


「オレさ、初めて会ったとき、あの時からお前が好きだ」

「え……」

あの時から、ずっと?

御幸先輩のいつになく真剣な目を見ると顔が熱くなる

先輩が私の事、好き?

御「オレの彼女になってよ」

耳元に口を近づけられる

より一層顔の温度が上がった

「や、わた…し、そういうのは……」


結「御幸、何してる」

「結城先輩……!」


私は思わず結城先輩の背中に隠れた

結城先輩の声色が怒っている


御「お願い聞いてもらおうとしただけですよ?」

結「ふざけるな」

御「じゃあ哲さんも言えばいいじゃないですか。Aが好きって」


…どういうこと?

御幸先輩がからかってるんだよね?


結「こんな形になってしまったが…オレはお前が好きだ」


結城先輩にまっすぐ見つめられる


私は耐え切れなくなってその場から逃げた


バスに乗り込んでも頬の熱は冷めない



でもこれはほんの序章にすぎなかった……

涙40粒→←作者から



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作品ジャンル:アニメ
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彩花 - 鳴がよかった…\`д´/ (2015年3月21日 11時) (レス) id: 7735b59be3 (このIDを非表示/違反報告)
赤音(プロフ) - セリフや出番がすくない、川上センパイが出てきてうれしいです。 (2014年4月7日 4時) (レス) id: 8611c69c54 (このIDを非表示/違反報告)
帥帥 - 莠筝腑蕁障 (2014年4月1日 7時) (レス) id: bcb1f35d3a (このIDを非表示/違反報告)
ヒトゥ(プロフ) - 伊月先輩に一票で!! (2014年3月29日 22時) (レス) id: de9bf68707 (このIDを非表示/違反報告)
弓道ちゃん♪(プロフ) - 面白いです!更新楽しみにしてます! (2014年3月29日 19時) (レス) id: e2b9a2bf53 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:迷迷蝶々 | 作者ホームページ:http://mekakusi  
作成日時:2014年3月10日 14時

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