[ダイヤのA×黒子のバスケ]少女の涙

涙3粒 ページ5

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グラウンドにはたくさんの人がいた


声を出して、ボールを追って、練習に励んでいる



?「あら、どうしたの?」


「吉川さんにプリントを届けに来たんですけど……」


?「あー今春乃あっちで仕事いてるからついてきてくれる?」


「はい。あ、じゃあこれ持ちますよ」


?「重いわよ、それ」


「大丈夫です」



あ、意外と軽いかも


荷物を運びながら聞いたけどこの人は藤原先輩というらしい


なんかきれいな人だなーという印象だった



藤「Aちゃんは中学でマネージャーやってたの?」


「……ええ、男バスで」


藤「やっぱりやってたんだー。部活には入らないの?」


「今のところは……」




そんな話をしていると春乃ちゃんが仕事をしていてこちらに気づいた



吉「Aちゃん!?どうしたの!?」


「プリント届けに来たの。ついでに春乃ちゃんの仕事ぶりを見にねｗｗ」


吉「ありがとー!なんかちょっと馬鹿にしてない?ｗ」


「そんなことないよ」









「危なーーーーーい!!」



気づくとこちらにボールが来ていた


バッティング練習のボールがこっちにそれたんだろう


春乃ちゃんにあたってしまう!!



春乃ちゃんを押してどけた



イグナイトの態勢に入ろうとするけど思ったより打球が速かった








ボールは1度掌にあたって頭に直撃した





鈍い痛みが頭を襲う





私は意識を失った

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