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涙38粒 ページ40




黄青赤紫「「「「ごめん!!!」」」」



次の日になって私はこの4人に囲まれた


そして謝られている



黄「Aっちが怯えてるのはオレ達があんなこと言ったせいっスよね…」


青「あんなこと言って本当に悪かったと思ってる」


紫「合宿初日の時もオレすっげぇサイテーなこと言ってごめん」


赤「あんな事を言っておきながらお前をまた傷つけるような事を言って本当にすまなかった」





「いいんだよ、もう」



まだ4人は申し訳なさそうな顔をしているけど私は大丈夫だから、と笑顔で言った



昨日の夜の事で桃井さんはもうこの合宿所にいないらしい



桐皇バスケ部の彼女への処遇は学校に帰ってからだそうだ




緑「…お前は本当にもうバスケはしないのか?」




念を押すように真太郎が聞く



皆の残念そうな顔に苦笑した




「もういいんだよ。怪我もまだ時間がかかるしね。それに―――――」




私は野球部に目を向ける



彼らは私たちの方を見て微笑んでいた





「私は「影」として彼らという「光」を支えると決めたんだ」





後悔なんかしていない




これが私の選んだ道だから





私の望んだ道だから





思わず笑顔がこぼれた





赤「そうか……」


黒「でもAさん……暇な時間なんてあんまりないと思いますど」









テツが後ろに隠し持っていたバスケットボールを私にパスした







黒「暇なときには僕らとバスケしませんか?」




この言葉に思わず涙が出た



彼らという「光」にまた歩み寄ることができたから




また彼らと笑いあうことができるから







「うん、みんなでバスケしよう。また、みんなでやろう」




私は涙を流しながらも笑顔で答えた

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設定タグ:ダイヤのA , 黒子のバスケ , ダイヤのA×黒子のバスケ   
作品ジャンル:アニメ
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彩花 - 鳴がよかった…\`д´/ (2015年3月21日 11時) (レス) id: 7735b59be3 (このIDを非表示/違反報告)
赤音(プロフ) - セリフや出番がすくない、川上センパイが出てきてうれしいです。 (2014年4月7日 4時) (レス) id: 8611c69c54 (このIDを非表示/違反報告)
帥帥 - 莠筝腑蕁障 (2014年4月1日 7時) (レス) id: bcb1f35d3a (このIDを非表示/違反報告)
ヒトゥ(プロフ) - 伊月先輩に一票で!! (2014年3月29日 22時) (レス) id: de9bf68707 (このIDを非表示/違反報告)
弓道ちゃん♪(プロフ) - 面白いです!更新楽しみにしてます! (2014年3月29日 19時) (レス) id: e2b9a2bf53 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:迷迷蝶々 | 作者ホームページ:http://mekakusi  
作成日時:2014年3月10日 14時

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