[ダイヤのA×黒子のバスケ]少女の涙

涙27粒　黒子side ページ29

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自動販売機で飲み物を買いにいた僕は途中で緑間君にあった


黒「またお汁粉ですか」


緑「うるさいのだよ」



緑間君はいつも飲んでいるお汁粉を買い、僕はスポーツドリンク



ここってお汁粉売ってたんですね、珍しいです



お互いの練習について話して僕らは奇妙なことに気づいた



辺りが静かすぎるということ



ここは野球部の部屋の近くでミーティングをしているのかなとも思ったけど静かすぎて不気味だった



昨日ここに来たときはもっと騒がしかったのだが



そして1つの部屋から声が聞こえているのがわかった



明らかにその部屋からはミーティングといった雰囲気ではないことが感じられた



でもそこに野球部員が集まっているのは確かだった




ただの、興味本位だった



緑間君も最初こそは止めたけど好奇心に負けたのか横で立ち聞きする体制に入った



少し扉を開ける



話しているのはAさんだった



何やら彼女の過去の話をしているようだった






あとは信じられなかった




いや、信じたくなかった






なぜ僕らに怯えるのか




なぜあれから姿を消したのか






これまで誰が何から何までやってくれていたのか






緑間君も信じられないという表情で固まっている





僕らは動くことができなかった





御「おい、そこにいるの誰だ」









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