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涙18粒 ページ20




降「うちのマネージャーに何か用?」



黄「いやなんか用って言われても…急に話に入ってこないでくださいよ」


亮「Aは嫌がってるみたいなんだけど?」


青「んなの知るかよ、あっちが泣き出したんだし」




降谷君の一言で3年生がキセキのみんなの前に立った


3年生は怒っている感じで、キセキの世代を見上げていた



藤「A、ゆっくり息すって!」


吉「袋持ってきました!!」



過呼吸気味だった私は言われたとおりにするだけだった


「…ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……」


倉「謝んな、大丈夫だから」


倉持先輩に抱き締められて、頭を撫でられた


倉持先輩のにおいがして、少しずつ落ち着いていった



相「A!!」


「おねえ、ちゃん……」


御「Aの姉ちゃん?」


相「誠凛高校の相田リコです。A、大丈夫?」


「うん、落ち着いてきたから…」






緑「だから何もしていないと言ってるのだよ」


結「じゃあなんで泣いてあんな状態になっている」


青「んなもん知るかよ!!」


赤「というより僕たちに責任をなすりつけるのはやめてくれないか。迷惑だ」


紫「ていうかAちんってそーいうウザいとこかわってないよね」


その言葉に少し反応してしまう


紫「すぐ泣いてなんか被害者面してさぁ。人に迷惑ばっかかけて、だから女バスですぐに切り捨てられたんじゃないの?」


そのくせ自分をよく見せようとするしさ、と続けて伊佐敷先輩がどなった


伊「それが仲間だった奴にいう言葉かよ!!」


紫「そーいう暑苦しいのほんと嫌い。うっざいんだけど」


伊「なんだとコラァ!!」



皆まずいって思った


伊佐敷先輩の手が出ようとしていた



嫌だった、伊佐敷先輩の手がこんな事に使われるのは



「ダメです!!」


思っていたより大きな声が出て、伊佐敷先輩の動きも止まった



「先輩の、皆さんの手はそんなことに使っちゃダメです…。皆さんの手は、野球するためのものです」



食堂が静まり返ってキセキの世代が出ていった


それに続いていくように各校それぞれが出ていった





私たちも食事を再開した






ただ、重い空気が流れるだけだった

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作品ジャンル:アニメ
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彩花 - 鳴がよかった…\`д´/ (2015年3月21日 11時) (レス) id: 7735b59be3 (このIDを非表示/違反報告)
赤音(プロフ) - セリフや出番がすくない、川上センパイが出てきてうれしいです。 (2014年4月7日 4時) (レス) id: 8611c69c54 (このIDを非表示/違反報告)
帥帥 - 莠筝腑蕁障 (2014年4月1日 7時) (レス) id: bcb1f35d3a (このIDを非表示/違反報告)
ヒトゥ(プロフ) - 伊月先輩に一票で!! (2014年3月29日 22時) (レス) id: de9bf68707 (このIDを非表示/違反報告)
弓道ちゃん♪(プロフ) - 面白いです!更新楽しみにしてます! (2014年3月29日 19時) (レス) id: e2b9a2bf53 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:迷迷蝶々 | 作者ホームページ:http://mekakusi  
作成日時:2014年3月10日 14時

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