[ダイヤのA×黒子のバスケ]少女の涙

涙17粒 ページ19

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いよいよ合宿当日


朝練を少ししてからバスに乗って合宿所に移動


少し遠い所だから皆酔わないといいけど…と思ってたら




自分が酔った←


窓際だったからよかったけどすごく気持ち悪い


降「A、大丈夫?」


と後ろの席の降谷君は言ってくれるけど口を動かすのもちょっときつかった


降谷君が意外にも酔い止めを持っていて←


それを飲んでそのまま寝た







到着はちょうど昼ごろの予定で時間通りに到着


吉「Aちゃん、大丈夫?無理しない方がいいよ」


「大丈夫、降谷君から酔い止めもらってだいぶ楽になったから。後でお礼しないとな」


合宿所の人にあいさつして荷物を運ぶ


今日は部活の団体が多いらしくて靴がたくさんあった




なんだろう、この嫌な予感は……



きっと大丈夫、なんて思いながら荷物を運びこむ



食堂に移動すると人が多かった


少し視線が気になるけど席を決めて座る


「みなさんここでもちゃんとノルマ通り食べてくださいねー」


1年生の顔が引きつったことは見なかったことにして←



皆の分を運んだ後に自分の食事も持ってきた







ドンッ




「あ、すみませ―――――!!」





ガシャーーン!!




この音で一斉に注目を浴びたが私にそんなことを考えている余裕はなかった




黄「あ、Aっちじゃないスか!!」




何でここにいるの―――――?




青「おーAじゃねぇか」




緑「こんなところで会うとわな」




紫「久しぶり〜」




黒「お久しぶりですね」









赤「久しぶりだね、A」




嫌だ、いやだ、イヤダ




『必要ない』


『いらない』


『イラナイ』




黄「Aっちどうしt「いやぁ!!」…Aっち?」




手を差し伸べてきたけどそれを振り払った



やめて、近寄らないで





「いや、捨てられるのは、いや、いや、いや……」




しゃがみ見込んで耳をふさぐ




何も聞こえないように




何も聞こえてしまわないように






桃「も〜どうしちゃったのA」






震えが止まらない





力が入らない





涙が止まらない







お願いだからもうやめて





降「うちのマネージャーに何か用?」




1つの声が耳にスッと入ってきた

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