涙10粒 ページ12
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試合が終わった
クラスの子たちと話してから体育館の床で寝転ぶ
……本当に終わってしまったんだ
3年「ねぇ、相田さん。貴女バスケ部に入部する気ない?」
3年「貴女がいたらIHやWCだって強豪校に通用するわ…!」
私は起き上がって先輩たちの方に向き直った
「すみません。私はもうバスケをする気はありません」
3年「どうして!?『女王』と呼ばれた貴女がこんなところd「できないんです」…?」
やろうとする気がないわけじゃない
「中1の時の怪我で、私は本気を出すことを禁止させられています。今のような実力は、もう出せません。……私はもう全力を出せない。それに、」
私は言葉を区切った
私の中での1番の理由だから
怪我の以前に、これが私の答えだから
「わたしはもう『光』として、輝けない」
転落してしまった光から影にうつった私はもう輝き方を忘れてしまった
この言葉にみんな首をひねっていたけど私はすみませんとだけ謝って体育館から出た
外にはちょうど結城先輩たちスタメンの3年生と御幸先輩、倉持先輩がいた
「先輩」
結「相田か。お疲れ」
亮「お疲れ。すごかったじゃん」
「……私、マネージャーとして野球部に入部しようと思います」
全「「!」」
「よろしくお願います」
私はぺこりと頭を下げて、結城先輩の方を見た
あの射抜くようなまなざしは少し優しい
結「わかった。監督には話を通しておく」
倉「ヒャハハハ!!これからよろしくな!!」
「伊佐敷先輩、チョコプリンお願いしますね」←
伊「わかってるようっせーな!!」
『光』は転落し『影』とねって見放されまた新しい『光』と出会う
わたしはまた、『影』としてこのチームを支えていこう
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彩花 - 鳴がよかった…\`д´/ (2015年3月21日 11時) (レス) id: 7735b59be3 (このIDを非表示/違反報告)
赤音(プロフ) - セリフや出番がすくない、川上センパイが出てきてうれしいです。 (2014年4月7日 4時) (レス) id: 8611c69c54 (このIDを非表示/違反報告)
帥帥 - 莠筝腑蕁障 (2014年4月1日 7時) (レス) id: bcb1f35d3a (このIDを非表示/違反報告)
ヒトゥ(プロフ) - 伊月先輩に一票で!! (2014年3月29日 22時) (レス) id: de9bf68707 (このIDを非表示/違反報告)
弓道ちゃん♪(プロフ) - 面白いです!更新楽しみにしてます! (2014年3月29日 19時) (レス) id: e2b9a2bf53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:迷迷蝶々 | 作者ホームページ:http://mekakusi
作成日時:2014年3月10日 14時