[ダイヤのA×黒子のバスケ]少女の涙

prologue* ページ1

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―――――私はもういらないですか?



「正直言っていらないかもね〜」



「まぁ、いてもいなくてもさほど変わんないっていうか、ね」


「桃井ほどの能力があるわけでもないしな」


「ぶっちゃけさつきがいなくても勝てるし」



「今の彼らに影は必要ありませんね」









「僕らにもう影は必要ない。いらない」







いらない?イラナイ?



転落した光が手を伸ばしたのは新たなる光




少女は影となった




辛い思いもした、ひがみにも耐えた




しかし








「光」という存在に溺れて見たのは真っ暗な闇の底









光に捨てられ、友に裏切られた影









そして影は









彼らから姿を消した

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