No.51 ページ3
『はい、お待たせ致しました。』
私は注文されたものをテーブルの上に置いた
蘭「凄くお洒落…!」
世良「凄いいい匂いするな!」
そう言って喜んでいるみんなを見て私は笑い、
『では、ごゆっくり。』
そう言ってサッと離れた。
尋問コースが目に言えていたから早めに離れてやろう。そう思い厨房にまた入る
女子高生が私と話したそうにしていたが、私が離れた為、少しそわそわしながらこちらを見ている。
わかっている。あくまで私に聞きたい事があってここに来たのだと。どうせ広まっているに違いないだろ。あの大事件が
連「…いいのかい?話さなくて。」
そう言われるが
『いいよ。話し始めたらかなり長くなるし、今度ポアロ行く時あったらそこで尋問受けるよ。』
そう答えると蓮さんは怪訝な顔を向けたが、すぐに笑い
連「…遅かれ早かれだよ。僕そろそろ帰っちゃうけど。」
と、言われた
『…蓮さんもうちょっといない?珈琲1杯サービスするよ。』
連「ふふっ、わかったよ。ひとつ貸しね。」
『助かるよ。本当に。』
私は洗い物をしながら感謝した
そして私はコナンくんに私の意図を察してくれるよう、視線を送ると
流石コナンくん。私を見てお手本となる様な苦笑いをした。
本当にいい探偵の助手になれたものだ。
コナンくんに感謝をしながらそのまま彼女達が帰るまで蓮さんと色々話した。
━━━━━
Aがこちらに視線を送ってくる
あれは今日は話しかけてくるなって目だな。
……あぁ、そういう事か
俺は横目で蘭達を見た
3人は会話をしていたが、それはAさんの話題で、チラチラとAを見ていた。
Aは安室さんに告白され、アプローチを受けている立場だから恋バナを避ける為に俺に助けを求めたのか
ま、ここはあくまで図書館。恋バナなんか始めたら前回みたいに盛り上がってうるさくなるだろうな。
彼女はそれを危惧して…いや、あれは自分が面倒だからっていう理由もあるかと考えた
隣にいる安室さんもAを見ている。
顔は冷静な顔をしているが明らかに機嫌は良くない。黒いオーラが肌を刺すように伝わった
…しゃーねぇな。協力してやるか。俺は蘭達の話を聞きながらそう思った。
にしても…あの楽しそうに話しているあの人…誰なんだ?
見た所Aと同じ位の年齢か。お互いタメ口で話しているし。
ま、俺も後でメールでも何でも聞こうかな。そう思い、注文した珈琲を飲んだ。
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シルフィ - No.54の最後の行のナイフがナイスになってます。 (2月18日 14時) (レス) @page6 id: 5010c918af (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - からかい上手〜の作品からこの物語に辿り着きました。またテイストが違う作品でワクワクしています、ありがとうございます! (2022年6月26日 11時) (レス) @page12 id: 39ab5c799a (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - 続き読みたいです (2022年4月26日 6時) (レス) @page13 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
ゆにこ(プロフ) - 続きがものすごく気になります…!更新待ってます! (2019年12月16日 22時) (レス) id: 9f72c6a150 (このIDを非表示/違反報告)
nana317(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!すごく続きが気になります!更新待ってます!! (2019年11月7日 15時) (レス) id: 07d89329e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アレン | 作成日時:2018年5月21日 11時