【ハイキュー×暗殺教室】音駒のマネさん。

番外編 研磨先輩と一緒。 ページ45

夜久side

「…今日の夜で良いんだよね？」

「そうですよ。椚ヶ丘の駅で19:30に待ち合わせです」



休憩中に聞こえた会話に思わず顔を上げる。

どうやら研磨がAと今夜何かをするらしく、その相談…といった所らしい。




黒尾も気づいたらしく、何の事だろーなとニヤニヤしている。

「…クロが考えてる様な事じゃないからね」

その様子が不審に見えたのだろう、研磨が否定する。

「Aちゃん家でお泊まり…ですか？」

神崎が確かめる様に質問すると研磨は黙って頷く。


…え お泊まりなの？

神崎はあぁ…アレなんですね、と納得した様に磯貝の元へ向かう。

え何なに？研磨なにすんの？



普通に 常識的に考えて、だ。

後輩女子の家に男子の先輩が泊まるなんてあり得ない。

しかも親いないっぽいぞ。



コレは…

絶 対 な ん か ヤ バ い や つ 。


「…研磨、明日何してたかちゃんと報告しろよ…？」

「やっくん…なんで…？」

夜久さん過保護だーとかいう声が聞こえるが、色んな意味で研磨達が心配。


ぜってー変な事はすんなよ⁉









神崎side

夜久先輩過保護だなぁ。(多分)心配する事無いのに。



Aちゃんが家に人を呼ぶ時は大体アレしか無い。

わざわざ夜にやりたがるんだから勇者だよね。私は怖くて無理かな。

研磨先輩を呼んだのも納得がいく。だって研磨先輩多分やった事あるジャンルだろうし。

私も前に付き合おうかと思ったけど…ちょっと無理だった。

昼間ですら怖かったのに夜なんて…ね。






部活が終わり、各々帰り支度を始める。

私達はボトルとネット、ビブスとタオルを分担して片付ける。

「〜♪」

Aちゃんは鼻歌歌って上機嫌みたい。そんなに楽しみなんだね。

「そんな楽しみなのか？」

「べっ別にそんな訳じゃないっ！違うから！」

磯貝くんが聞くと顔を赤くして否定するAちゃん。

本当の美少女(ツンデレ)って感じだね。







「…片付け終わったから早くしよ？」

「あ、じゃあ私も帰りますね」



2人ともお幸せにー！だとか変な事すんなよーだとか。

体育館をでる2人が振り返って一言。

「「そういうんじゃない…/ないです！」」

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