【ハイキュー×暗殺教室】音駒のマネさん。

青葉城西高校。2。 ページ12

神崎side

あっという間に首根っこを夜久先輩に掴まれて連れていかれたAちゃん。相変わらずだよな、と苦笑いする磯貝君と私。…なんだか1年前に戻ったみたいだなぁ。

「あの子本当に面白そうな子だね」

ピンク色の頭の先輩？が話し掛けて来た。取り敢えず自己紹介しようかな。

「音駒高校男子バレー部マネの神崎有希子です」
「同じくマネの磯貝悠馬です。俺らは中学一緒だったんです」

すると、その先輩方も自己紹介してくれた。

「俺は花巻貴大、青城3年。んでコッチが松川一静、同じく3年な。よろしく、磯貝君、神崎ちゃん」

「「よろしくお願いします」」


さっきの子朝篠って言ってたか？と聞いてくる花巻先輩。…何か心当たりあるのかな？


「音駒集合！準備すっぞ！って夜久先輩呼んでた」

Aちゃんが呼びに来た。
呼ばれてるし、行かなきゃだよね。失礼します、と一礼してその場を離れた。






花巻side

「なんか猫みてぇな女子だったな」

「それ俺も思ったわ」

俺らもアップとらなきゃなんで体育館に戻ってる。


音駒にマネがいる事自体に驚いたが、それが清楚系女子とイケメン男子と、そして…

「音駒だから猫女子ってか」

「俺正直さ、神崎ちゃんより朝篠ちゃんの方が好みなんだけど」

唐突だな松よ。どこ見て選んだか聞いたら真顔で顔と胸って返ってきた。…おいコラ。

「嘘々。あの性格と及川相手にズバッと斬った所だよ」


確かになぁ。及川にキャーキャーいう女子は結構多いがそうでもない女子もいる。でも、あそこまでハッキリと言い切る女子は中々居ないよな。…そう言えば。

「朝篠って女子ユースのセッターと関係あんのかね？」

「確かに朝篠ってあんまりいない苗字だよな」

そう言えばユースの朝篠にも及川バッサリ斬り捨てられてたっけ。口調そっくりだったよな。


…曲がり角で水道が見えた。そこには、

「…それでさ、最近体鈍っちゃって」
「あー分かる。朝のアレないと物足りないんだよな」
「たった1年なのにね」

音駒の可愛いマネ達がいた。何アレ羨ましい←

「なぁ花よ。音駒の連中が羨ましい気がするのは気のせいか？」
「松よ…腹立つから音駒の連中潰そーぜ」


俺らはさっさと体育館に行った。…そのせいで一言聞き漏らしたけど。




「私、今日青城担当か…」
「ごめんな。3人だとどうしても2対1になっちゃうから…」
「私行こうか？」
「いいよ。有希に行かせるくらいなら私が行くから」

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